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頑張れ!!仙台育英

村田二中では卓球部で活躍、向坂優太郎投手(2年) 顧問教諭、後輩ら 思い出とエール /宮城

先輩の活躍に喜びと期待を語る島津陽久さん(左)と加藤佑理さん=宮城県村田町で

「自然体の子だった」

向坂優太郎投手=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する仙台育英の硬式野球部員は県内出身者が半数ほどを占める。2019年秋の神宮大会でエースナンバーを背負った向坂優太郎投手(2年)もその一人。出身の村田町立村田第二中では卓球部に所属しており、当時の恩師や後輩たちは大舞台に臨む向坂投手にエールを送っている。

    神野真人教諭

     小学校時代にスポーツ少年団で向坂投手と軟式野球をプレーした同中3年の加藤佑理さんは「優太郎先輩は司令塔としてチームを引っ張っていた。努力が大事だとも言っていた。憧れている子は多くて、僕もそのうちの一人」と話す。

     中学時代は卓球部に所属した向坂投手。柴田郡中学校総合体育大会で優勝して県大会に出場した経歴の持ち主でもある。卓球部の後輩で同中3年の島津陽久さんは「運動のセンスが良いから何をやっても、うまかった。卓球選手には少ない左利きを生かしたサーブがすごかった。後輩の指導もよくしてくれた」と振り返る。

     平日は学校の卓球部で練習を積み、週末は地元の宮城臨空リトルシニアで硬式野球に取り組んだ。卓球部顧問の神野真人教諭は「肩に力の入っていない自然体の子だった。冷静な判断力、集中力の高さ、柔軟な体と総合的な力はあった」と分析する。村田第二中は1学年1クラスで全校生徒60人ほどの小さな学校。仙台育英の硬式野球部員の方が多いくらいだ。神野教諭は「家族みたいな中学校の温室育ちの子が、野球の強豪校でもまれて、想像もつかない踏ん張りがあったのでしょうね」とおもんぱかる。

     地元の多くの人たちは、野球だけでなく、勉強、学級委員、文化祭の司会進行と中学校生活を普通に送ってきた「地元の子」が甲子園という大舞台で活躍する日を期待している。同中学校校舎には地元有志による応援懸垂幕がなびいている。

     加藤さんは「精神面の強さを発揮した先輩のすごい試合をたくさん見てきた。その経験を生かしてセンバツでも頑張ってほしい」と声援する。島津さんは「二中出身の先輩として、ずっと応援しています」と力を込める。神野教諭も「甲子園の舞台では、うまくいかないことがあっても、へこまず、改善し、更に成長していくんだと思う。一つ一つを貴重な経験にしてほしい」と言葉を寄せた。【大谷麻由美】

    毎日新聞のアカウント

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