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「込めた思い伝われば」 プラカード、県岐阜商を揮毫 三重・津高書道部 /岐阜

開会式用に揮毫した(右から)高橋直弘さん、岡山美凪さん、辻悠花さんと顧問の野呂由美教諭=津市新町3の津高校で2020年3月6日午前10時15分、朝比奈由佳撮影

 津高校(津市新町3)の書道部員の2年生3人が、19日に開幕する第92回選抜高校野球大会の出場校名を揮毫(きごう)した。開会式の入場行進で掲げるプラカードに使うためだったが、式は新型コロナウイルス感染拡大を受け、中止に。部員たちは「思いを込めて書いたことが伝われば」などとエールを送っている。

     揮毫は「書の甲子園」の愛称で知られる「第28回国際高校生選抜書展」(毎日新聞社・毎日書道会主催)で地区優勝した11校が分担。東海地区で優勝した同校は、センバツに出場する中京大中京(愛知)と県岐阜商、前年優勝校として優勝旗返還式に臨む予定だった東邦(愛知)の計3校を担当した。

     中京大中京を担当した辻悠花さん(17)は唐代の書家、顔真卿の書いた石碑を参考に、重厚感のある書を目指した。選手たちに「この字のように本番では動じずに力強い姿を見せて」とほほ笑む。

     県岐阜商を担当した高橋直弘さん(17)は中国・北魏の時代に書かれた文字を手本に、筆先に力を込めて鋭い線を意識した。「練習の成果が発揮できるようにという思いを込めた」と話した。岡山美凪さん(16)は東邦を担当。漢代に書かれた隷書をもとに、丸みのある柔らかい字体に仕上げた。「選手たちに、私たちが一文字一文字に思いを込めて書いたことが伝われば」と語った。

     顧問の野呂由美教諭は「開会式がなくなったとしても他の形で使ってもらえればうれしい」と話していた。【朝比奈由佳】

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