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健大高崎、桐生第一が練習再開 センバツ中止乗り越え「覚悟決めて一から」

グラウンド内を走る健大高崎の選手たち=群馬県高崎市の同校で2020年3月25日午前9時25分、妹尾直道撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大会史上初の中止となった第92回選抜高校野球大会。出場予定だった健大高崎と桐生第一の群馬勢2校がそれぞれ練習を再開した。無念の中止決定から2週間、気持ちを切り替えて夏へと臨む。【妹尾直道】

 「もう一度前を向いて頑張っていこう」。健大高崎グラウンドで25日午前、青柳博文監督(47)が部員たちに呼びかけた。同校は11日の中止決定後から練習を取りやめており、久しぶりの全体練習に部員たちは元気よく体を動かした。戸丸秦吾主将(3年)は「夏の甲子園に向けて気持ちづくりができた。中止決定後にあった気まずい雰囲気はなくなっている」と話す。

 青柳監督は「これも一つの経験。人生は思い通りに行かないこともある。今回の状況を受け入れ、覚悟を決めて一から出直せる勇気を持てればもっと良くなれる。今後の分岐点になる」と見据える。

 春季県大会の開催など今後も不透明な状況が続く。戸丸主将は「夏はあっという間にやってくる。目標の全国制覇に向けて一つ一つのプレーや勝ち方にこだわっていきたい」と力を込めた。

練習を再開する桐生第一の選手たち=群馬県みどり市の同校屋内練習場で2020年3月29日午後0時19分、妹尾直道撮影

 桐生第一は29日、同校練習場で全体練習を再開した。換気や手洗い、検温など予防策を徹底したうえで、キャッチボールやダッシュなどで汗を流した。

 今泉壮介監督(40)は「夏の厳しい戦いに向けて、残念な結果を力に変えられるか。一日一日の練習を後悔しないようにやっていこう」と選手たちに伝えたという。「(甲子園という)目標を達成したが、報われなかった。ただ、その過程がすごく大事だ。目標に向けてどれだけ努力してきたか、その力が今後生きてくる」と語る。

 広瀬智也主将(3年)は「落ち込む部分もあったが、切り替えることができた。夏に向けて緊張感を持ってやっていきたい」と前を見据えた。

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