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センバツ出場予定だった磐城、ユニホーム手渡す 監督転勤、きょう最後の練習 /福島

岩間涼星主将にユニホームを渡す木村保監督(左)=福島県いわき市平の磐城高校で

 新型コロナウイルス感染拡大で中止になった第92回選抜高校野球大会に出場予定だった県立磐城高(いわき市)で29日、大会で着るはずだったユニホームが野球部員に手渡された。木村保監督は4月から県立福島商業高に転勤する。選手たちは30日、このユニホームを着て木村監督との最後の練習に臨む。【磯貝映奈】

     正午ごろ、ナインが体育館に集まり、新型コロナウイルス対策として、間隔を空けて整列。24日に異動が発表された木村監督と大場敬介部長がナインの前に立ち、センバツで使うために新調したユニホームとリュックサックをそれぞれ手に取り、激励の言葉とともに一人一人に手渡した。

     木村監督は「あの人といると元気になる、勇気をもらえると信頼されるような人になってほしい」、千葉県の高校に転任する大場部長は「こういう状況になってしまったが、これも人生。外から応援することしかできないが、甲子園でプレーすることを期待している」とエールを送った。

     センバツの選手登録が18人なのに対し、部員は19人。ベンチ入りメンバーを外れた菅波陸哉選手(2年)にも、背番号19の特注ユニホームが渡された。菅波選手は「夏の大会では、成長してベンチ入りする姿を木村監督に見てもらえるように頑張りたい」と誓った。部の一員としてナインと同じユニホームが手渡された遠藤百恵マネジャー(2年)は「自分の分も用意されているとは知らなかったので、うれしい。先生方と夏の甲子園を目指せないのは悔しいが、恩返しとして活躍する姿を見せたい」と話した。

     チームは4月から練習を本格的に再開する予定。岩間涼星主将(2年)は「気持ちをしっかり切り替えなければいけない。先生方の思いも背負い、今日からまたチーム一丸となって頑張っていきたい」と気を引き締めた。

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