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新型コロナ プロ野球ドラフト戦略、影響濃く 自宅待機、電話で情報収集 実戦不足、補強見極め難航

大船渡高・佐々木(現ロッテ)の投球を見守るプロ野球のスカウト陣=生野貴紀撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大はプロ野球のドラフト戦略にも影響を与えそうだ。アマ野球の中止や延期が相次いでスカウトが選手を視察する機会が激減している上、プロ野球も開幕していないためチームの補強ポイントが見いだしにくいからだ。選手の獲得を担う編成部門は対応に苦慮している。

 オリックスは全9人のスカウトが身動きが取れなくなっている。それぞれ担当地区が決まっており、例年、この時期は、選抜高校野球大会の期間中に全員が甲子園球場に集まって選手をクロスチェックした後、各地区に分かれ、春季高校野球大会や大学野球の春季リーグ戦、社会人野球のJABA大会などで選手を視察する。本来、スカウトは全国を飛び回っているはずだが、今年は7都府県に緊急事態宣言が出された4月7日から全員が自宅で待機している。

 選手を直接見ることができないため、担当地区の野球部監督などと電話で連絡を取り、情報収集するしか方法がないという。2019年まで11年間、オリックスのスカウトを務めた牧田勝吾編成部副部長(46)は「11月のドラフト会議から逆算して視察日程を考える。見ることができていない選手が全国にいるので現状はもちろん痛い」と渋い表情だ。

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