メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「もう引退」「こっからが出発点」 消えた夢舞台、唇かむ球児ら 甲子園中止

青木尚龍監督から説明を聞く神戸国際大付の部員ら=神戸市垂水区で2020年5月20日午後3時20分、中田敦子撮影

 第102回全国高校野球選手権大会は20日の運営委員会で戦後初めて中止されることが決まった。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためで、春のセンバツに続く中止。3年生にとっては高校時代を締めくくるはずだった夢舞台が消えた。新型コロナの影響で各地で休校が続く中、「夏こそ甲子園に」との思いで自宅での自主練習に励んできた選手たちはやるせない表情で唇をかんだ。「次のステージで」と前を向く選手、まだ受け止めきれない選手。さまざまな表情の選手たちに、監督たちは励ましの声をかけた。

 「俺たちはもう引退か」。3年ぶり3回目の出場を目指した神戸国際大付(兵庫)の野球部寮(神戸市垂水区)。食堂にあるテレビで「地方大会も中止」という速報が流れた後、柴田大成(ひろなり)さん(3年)はつぶやいた。

 中止の正式決定を受け、青木尚龍(よしろう)監督(55)が寮生12人を集め、「今回は命と健康を守るために中止になったと思う」と説明。「気持ちを切り替えるのは難しいかもしれないが、次のステージに進んでほしい」と励ました。柴田さんは大学でも野球を続ける予定だといい、「まだ目標はある」と笑顔で前を向いた。

この記事は有料記事です。

残り1696文字(全文2187文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 草彅剛さん、来年のNHK大河ドラマで徳川慶喜役「僕の人生にも大きな役」

  2. 東京の感染者、「夜の街」関連110人 新宿でのアイドル舞台で10人感染「クラスター」か

  3. 新型コロナ「後遺症」研究へ 退院後も息苦しい、疲れやすい… 厚労省、2000人対象

  4. 「黄信号」点灯間近に 基準緩和の大阪モデル 1週間で感染100人超

  5. 「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」 ツイートが大反響を呼んだ三つの視点

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです