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この試合に懸ける 投打の注目選手

「甲子園に名を残す」大分商の闘志あふれる速球派・川瀬 交流試合の注目選手!

甲子園で球速150キロの大台を目指す大分商の川瀬=大分市で2020年1月25日、津村豊和撮影

 2020年甲子園高校野球交流試合の開幕試合で、大分商は花咲徳栄(埼玉)と対戦する。絶対的エースとして大分商の大黒柱を務めるのが川瀬堅斗投手(3年)だ。

 甲子園マウンドでの初球に注目だ。これまでも「甲子園で150キロ」と何度も口にしてきた。「(試合の)初球はずっと全力で投げてきた」。目標をかなえるために集中力を研ぎ澄ます。

 183センチ、86キロの堂々たる体格を躍動させ、投げ込む直球は最速148キロ。スライダーなどの変化球も鋭く、昨秋は7試合に登板し、5完投で防御率1・68と抜群の安定感を誇った。

 球速の大台到達に向け、思わぬけがの功名があった。7月4日の練習試合で左太もも裏を痛めた。病院に行くほどではなかったものの、駆使してきた下半身が思い切り使えなくなった。「けがをしたら、補うために何かを変えないといけない。ボールにスピンをかける意識をした。短い間だったが、打者の手元で伸びる感覚があった」と振り返る。

 実際、同11日の明石商(兵庫)との練習試合では5回2失点で6奪三振、翌日の履正社(大阪)戦は5回7失点も7奪三振と、強豪相手に直球の威力を示した。大分独自大会こそ初戦で敗退したが、2番手で登板し、4回無失点6奪三振と圧巻の投球だった。

 プロ野球・ソフトバンクの兄・晃の背中を追い、プロ入りを目指すが、その前に「甲子園に名を残したい」。闘志にあふれている。【吉見裕都】

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