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甲子園交流試合・2020センバツ32校

国士舘 悲願のベンチ入り「聖地へ」 有馬虎太朗外野手/石渡健斗内野手 /東京

センバツ交流試合で新たなベンチ入りメンバーに選ばれた有馬虎太朗外野手(左)と石渡健斗内野手=多摩市の国士舘グラウンドで

長打に自信、有馬虎太朗外野手/安打を量産、石渡健斗内野手

 新型コロナウイルスの影響で中止された第92回選抜高校野球大会の出場校が「聖地」で1試合ずつ戦う「2020年甲子園高校野球交流試合」。東京からは国士舘(世田谷区)が出場し、第4日第2試合(15日午後0時40分開始予定)で21世紀枠だった磐城(福島)と相まみえる。ベンチ入りメンバーが特例で増えて、チャンスを得た選手たちがいる。【川村咲平】

     ベンチ入りをつかんだのは、いずれも3年生の有馬虎太朗外野手と石渡健斗内野手。

     有馬外野手は身長190センチの恵まれた体格を生かした長打力が売りだ。コロナ禍で中断された全体練習が6月に再開されると、紅白戦で本塁打を放つなどして猛アピール。背番号「19」を得た。

     以前は投手だった。昨秋の都大会は肘の痛みもあってベンチ入りを逃した。永田昌弘監督の助言を受けながら打撃に専念し、冬場から徐々にチーム内で頭角を現した。全体練習がない時期も筋力トレーニングなどの鍛錬を怠らなかったことが功を奏した。

     石渡内野手は昨秋の都大会に捕手として出場。足のけがで戦線を離脱し、冬場も治療のため練習を積めずセンバツのベンチ入りを逃した。紅白戦で安打を量産するなどして最後の1枠に滑り込んだ。

     センバツ以降の大会が次々と中止され、建築士になる夢を実現するために勉強に集中すべきか迷った時期も。「最後まで野球をやりきれ」。両親らの激励に背中を押され、踏みとどまった。全体練習がない時期にけがも回復し、体幹トレーニングに没頭した。

     磐城との一戦は、センバツ時のベンチ入りメンバー18人にこの2人を加えて臨むという。思いもよらない形でチャンスをつかんだ2人は「出場の機会があったら必ずチームに貢献したい」と口をそろえ、本番に向けて準備を進めている。

    〔都内版〕

    毎日新聞のアカウント

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