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甲子園交流試合・2020センバツ32校

国士舘 父の背中追いコーチに 永田監督の長男・智大さん「100%の力出し切って」 /東京

選手に指導する永田昌弘監督(右)とコーチの智大さん=多摩市の国士舘グラウンドで

 「2020年甲子園高校野球交流試合」に出場する国士舘。永田昌弘監督(62)の長男・智大(ともひろ)さん(27)は父親の背中を追って同チームのコーチになった。甲子園経験もある元高校球児。選手たちに「100%の力を出し切って」とエールを送る。

     国士舘の野球指導者は監督以下4人。智大さんは最も若い。2018年5月から守備や打撃練習に参加。選手寮の「舎監」を務め、寝食を共にする。

     聖望学園(埼玉)の内野手と投手を務め、2年生の夏に甲子園のマウンドに立った。だが、野球一色の生活に息苦しさを覚え、国士舘大では準硬式野球部へ。日野自動車に就職し軟式野球部に入った。野球の指導者に憧れつつ、選手でいたい思いも強かった。

     国士舘へは、父親を通して舎監に誘われた。期間は3年間だが「現役はいずれ終わる。指導者になるなら今しかない」と転身した。

     2年連続でセンバツ出場を決めたチームを間近で見て、指導者の力量の大切さに気付いた。「良い選手がそろったチームしか甲子園に行けないと思ったが、違った。試合運びや選手起用で強くなる」

     「選手への気遣いに欠ける場面があるが(2度のセンバツ出場決定に)指導者として大切な運を持っているかもしれませんね」と永田監督は笑う。

     智大さんが国士舘にいられるのは来春まで。高校教員の働き口を探しながら選手指導に奔走する。センバツ交流試合は人数制限でベンチには入れないが、手塩にかけて指導した選手の活躍を願う気持ちは父親と一緒だ。

     父親は、甲子園出場10回を誇る監督。追いかける背中は大きいが「ゆくゆくは監督として甲子園に立ちたい」と力を込める。【川村咲平】

    〔都内版〕

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