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NPBが「田沢ルール」撤廃 帰国選手のドラフト指名可能に 田沢本人も恩恵

米大リーグ・レッドソックスへの入団が決まり、記者会見後に写真撮影に応じる田沢純一=千葉県成田市で2008年12月8日、丸山博撮影

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 日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会が7日、オンラインで開かれ、日本のドラフト指名を拒否して海外のプロリーグでプレーした選手について帰国後の一定期間は契約できないとする申し合わせ事項を撤廃し、今後は同様のルールを作らないことを決定した。海外の球団との契約が切れて帰国した選手は、新人選手選択(ドラフト)会議で指名することが可能になる。

 12球団が2008年、社会人野球・新日本石油ENEOS(現ENEOS)の田沢純一投手が米大リーグ挑戦を表明した際にできた申し合わせ事項で、「田沢ルール」と呼ばれた。日本でのドラフト前にNPB球団による指名を拒否するか、ドラフトで交渉権を得た球団への入団を拒否して直接海外の球団と契約した場合に適用され、契約終了後に高卒は3年間、大卒・社会人は2年間、12球団がドラフトで指名しないことを申し合わせた。

ルートインBCリーグ・埼玉のユニホームを着て笑顔を見せる田沢純一投手=埼玉県熊谷市久保島のベアーズカフェで2020年7月13日午前11時45分、中山信撮影

 田沢投手は昨年まで米大リーグ・レッドソックスなどでプレーし、今年7月にルートインBCリーグ・埼玉に入団した。ルール撤廃を受け、田沢投手は「本当にうれしく思い、感謝しています。自分を必要としてくれる球団があれば、NPBの舞台でもプレーできたらと思っています」などとコメント。今年10月26日のドラフト会議で指名対象になる。

 NPBの井原敦事務局長によると、日本プロ野球選手会からも撤廃の要望があったことなどを踏まえ、田沢投手が今夏に帰国したのを機に、本格的に議論してきた。NPBの選手の育成環境が08年当時よりも整備されたことも一因だという。【中村有花】

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