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秋季高校野球

県大会 三重3年ぶりV 3位は海星、東海大会へ /三重

【三重-松阪商】優勝を決め、グラウンドに走り出す三重の選手たち=三重県ののダイムスタジアム伊勢で2020年9月26日、朝比奈由佳撮影

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 第73回秋季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞社後援)は26日、ダイムスタジアム伊勢で決勝と3位決定戦が行われた。決勝は三重が松阪商に競り勝ち、3年ぶり20回目の優勝を果たした。来春のセンバツ出場校選考の参考資料となる東海大会への最後の1枠を懸けた3位決定戦は、海星が5―0で白山を降し、4年ぶり24回目の出場を決めた。三重、松阪商、海星が出場する東海大会は10月24日に県内で開幕する。【朝比奈由佳】

松阪商力尽きる

 <ダイムスタジアム伊勢>

 ▽決勝

三重  300000000=3

松阪商 000000001=1

 三重が初回のリードを守り切り優勝を決めた。一回1死一、二塁、森が右中間へ適時打を放ち先制。続く池田も右前打を放つなど、この回に3点を挙げた。投げては、近藤と尾崎が継投で計9奪三振。松阪商打線を封じた。松阪商はエース高山が与四死球6と、制球が乱れた。九回には高山がソロ本塁打を放ったが、追い上げはならなかった。

【海星-白山】三回表海星1死二、三塁、加藤が中前2点適時打を放つ=三重県のダイムスタジアム伊勢で2020年9月26日、朝比奈由佳撮影

白山失策重ねる

 ▽3位決定戦

海星 103010000=5

白山 000000000=0

 東海大会への最後の1枠を海星がもぎ取った。海星は一回、1死一、三塁から水本の犠打で山川が還り先制。三回にも1死二、三塁から加藤が2点適時打を放つなど3点を追加して、序盤のリードを守り切った。白山はエースの町が6奪三振の好投を見せたが、味方の援護がなく、失策もあり失点を重ねた。

6奪三振の好投

 ○…白山のエース町健大投手は、肩を落とした。初回、味方の失策からの思わぬ失点に「立ち上がりからチームの流れが悪くなった」と悔しさをにじませた。三回表1死二、三塁にはカーブを中前に運ばれてさらに失点を重ねてしまった。身長183センチ体重90キロの恵まれた体格と制球力が売り。この日は「集中して投げられた」と9回で149球を投げて6奪三振、与四球は3と好投。ただ、4失策とチームの課題は残った。「守りを固められるようこの冬は仲間ともうひと伸びしたい」と力を込めた。


三重・森涼太左翼手(2年)

 ■ズーム

流れ変えた一打 三重・森涼太左翼手 2年

 4番の一振りが試合の流れを引き寄せ勝利に貢献した。一回表、1死一、二塁から高めの変化球を捉えると、打球は鋭く伸びて右中間へ。先制の適時打となった。「数少ないチャンスを生かすことができて純粋にうれしかった」と一塁上で笑顔を見せた。その後も打線はつながり一挙に3点を挙げ勢いをもたらした。

 県大会ではこれまで、好機での一本が出ずにいた。試合前、沖田展男監督に言われた「県大会で1位にならないと、センバツ出場はありえない」の言葉が頭から離れなかった。「県大会決勝ではなく、東海大会の初戦だと思ってより気を引き締めて臨んだ」打席だった。会心の一打で緊張が和らいだのか試合後は頰が緩んだ。

 試合前日は、イメージトレーニングを欠かさない。変化球を得意とする松阪商のエース、高山公平投手の気迫あふれる投球に対して「高く打ち上げてしまうと打ち取られる。とにかく低く強い打球を意識しよう」と練っていた対策が実を結んだ。

 昨秋の東海大会は初戦で愛工大名電(愛知)に敗れ、悔し涙をのんだ三重。「これで安心せず、一戦必勝で、昨秋よりも上の結果を残したい」。その視線はすでに次の舞台に向いていた。【朝比奈由佳】

〔三重版〕

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