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「一塁到達3秒7」柴田・我妻、2死からバントで貴重な追加点 秋季東北大会

【柴田-学法石川】六回表、1点を勝ち越してなお2死一、三塁、柴田の我妻がセーフティーバントを決めてリードを広げる=仙台市の仙台市民球場で2020年10月14日午前10時半、安田光高撮影

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 高校野球の秋季東北大会は14日、宮城県石巻市の石巻市民球場などで開幕し、3回目出場の柴田(宮城)は1回戦で学法石川(福島)に逆転勝ちした。前回出場した2013年に続き、2回戦に駒を進めた。柴田は15日の2回戦で八戸学院光星(青森)と対戦する。

 俊足の左打者による意表を突くセーフティーバント。鮮やかに決めたのは、柴田の1番・我妻秀飛(あがつま・しゅうと)だ。

 2点を追う六回、連続適時打と犠飛で1点を勝ち越し、なお2死一、三塁の場面。初球にセーフティーバントのサインが出た。「あると思った」と我妻。練習試合で経験済みだから心構えはできていた。

 変化球を三塁線に転がすと「一塁到達まで3秒7ぐらい」という自慢の脚力で一気に加速した。投手の送球が一塁手のグラブに収まった時には、既に一塁ベースを駆け抜けていた。

 三塁走者を迎え入れる適時内野安打となり、平塚誠監督も「五回に2点を先制されて選手たちは『倍返しだ』と言っていたが、本当によく取った」とご満悦。チームを盛り上げ、相手にダメージを残す効果的な4点目となり、勢いに乗ったチームは七回にも3点を加え、大勢を決めた。

 宮城県南部の柴田町にある県立高校。7年ぶりに秋の東北大会の舞台に帰ってきた。機動力が持ち味で、我妻はそのリードオフマンを担う。中学時代は野球部に在籍しながら、陸上部がないため学校の代表として陸上の競技会にも参加していた。100メートルで宮城県中学校総合体育大会に出場するほどのスピードを誇った。

 13年夏の宮城大会で準優勝した印象が強く残っていた柴田に進学し、2年生になった。この日はセーフティーバントによる1安打に終わっただけに「次の試合では打って、盗塁も決めたい」。俊足で旋風を巻き起こすか。【安田光高】

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