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昨年の屈辱に「倍返し」の2発 上田西・飛鳥井 秋季高校野球北信越

【星稜-上田西】四回裏上田西1死、飛鳥井が左越えのソロ本塁打を放つ=富山市の富山市民球場で2020年10月17日午前10時54分、森野俊撮影

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 来春のセンバツ出場校選考の参考資料となる高校野球秋季北信越大会は17日、富山市の富山市民球場で準決勝2試合があった。上田西(長野2位)が大会3連覇を狙った星稜(石川1位)に5―4で逆転勝ちし、初の決勝進出を果たした。

 星稜の3連覇の夢を砕いたのは、上田西の5番・飛鳥井洸(あすかい・ひろ)だった。圧巻の2打席連続本塁打。これまでの公式戦通算本塁打数は「0」というから、驚くべき大一番での勝負強さだ。

 まずは2点を追う四回。1死から星稜の左腕・野口の初球の121キロの変化球を捉え、左翼席ぎりぎりに放り込んだ。3点を追う六回1死二、三塁の場面は「外野フライでも1点」と気楽に打席に入ると、2球目の137キロ直球をフルスイング。今度は飛距離十分の当たりで左翼席に運んだ。「初球がボールだったので、ストライクが来ると思った」。冷静な一振りで試合を振り出しに戻すと、チームは八回に勝ち越し。3安打4打点の活躍で、初の決勝進出の立役者となった。

 5番を打っていた1年の大藪知隼が左膝を痛めて欠場したため、6番から5番に打順が上がって臨んだ試合だった。「大藪が打って勝った試合も多い。でも(5番は)大藪じゃなきゃダメだと思われるのが嫌だった」

 加えて、雪辱にも燃えていた。昨年の北信越大会で北越(新潟)との準々決勝に「7番・二塁」で先発出場したが、一回の守りで失点につながるミスをし、チームは1点差で敗れた。「借りを返したかった」。「倍返し」の2発だった。

 「今日のホームランは一回忘れ、謙虚な気持ちで全員で勝ちにいきたい」。浮かれることなく、決勝でも快音を響かせるつもりだ。【大東祐紀】

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