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1年生、大黒柱の自覚 京都国際・森下が粘りの投球 秋季高校野球近畿

完投しチームを大会初勝利に導いた京都国際の森下瑠大=京都市のわかさスタジアム京都で2020年10月19日正午、藤田健志撮影

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 高校野球の秋季近畿大会は19日、京都市右京区のわかさスタジアム京都で1回戦3試合があり、京都国際は和歌山東に4―3で逆転勝ちし、大会初勝利を飾った。

 左腕の森下瑠大(りゅうだい)=1年=は最後の打者を空振り三振に打ち取ると笑みを浮かべた。「勝ってほっとした。興奮した」。四回に3点を奪われたが、粘り強い投球で完投。プレッシャーから解放された瞬間だった。

 右すねを痛めた影響で、万全の状態ではなかったが、修正力が光った。失点した後の五回以降は内角の直球を見せ球とし、スライダーやチェンジアップを中心に変化球の割合を増やした。「(相手打者が)アウトコースの変化球に合っていなかった」と森下。大好きな打撃でも二回に右前適時打。七回は先頭打者で右前打を放ち、逆転のきっかけを作った。

 京都国際は在日コリアンが1947年に設立した民族学校が前身。58年から京都韓国学園になり、2004年に各種学校から私立学校として京都国際に名称が変わった。近年は語学教育に力を注ぎ、野球部も好成績を上げている。18年に秋季近畿大会に初出場すると、19年夏の京都大会は準優勝した。

 今大会の初戦、1年生が先発メンバーに5人入った。背番号1を背負う森下はプレッシャーも感じるが、「ベンチにいるよりマウンドに立つと気持ちが楽になる」と自然体で挑むことを強調する。2年ぶりの近畿大会でチームは大会初勝利。森下は「(次も)引っ張っていきたい」と大黒柱の自覚も芽生え始めている。【藤田健志】

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