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秋季高校野球

秋季関東地区高校野球大会 チーム紹介/上 /千葉

木更津総合の山中海斗主将=千葉県木更津市矢那の木更津総合高校野球場で2020年10月14日、長沼辰哉撮影

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 第73回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)が24日、千葉市のZOZOマリンスタジアムなどで開幕する。

 大会には埼玉、神奈川、茨城、群馬、栃木、山梨の各県大会上位2校と、開催県の千葉から県大会上位3校の計15校が出場する。県勢は24日、東京学館(千葉2位)が国学院栃木(栃木1位)と、25日に専大松戸(千葉3位)が鹿島学園(茨城1位)と対戦。木更津総合(千葉1位)は27日、前橋商(群馬2位)と常総学院(茨城2位)の勝者と対戦する。試合は原則、無観客で実施される。大会の成績は来春のセンバツ出場校選考の重要資料となる。

 活躍が期待される15校を2回にわたって紹介する。


 ◆木更津総合 千葉1位

堅守で投手もり立て

 秋の県大会決勝では東京学館にサヨナラ勝ちを収め、5年ぶり8回目の関東大会はシード校として出場する。

 エースの島田舜也投手(2年)は、緩急を生かして打たせて取る投球が持ち味。越井楓一郎投手(1年)は力強いフォームからの最速142キロの直球などが武器。堅実な守備が投手陣をもり立て、県大会の6試合を9失点に抑えた。

 打っては、山中海斗主将(2年)が毎試合得点を挙げて打線を引っ張り、大井太陽選手(1年)は6打点とチームの勝利に大きく貢献した。

 山中主将は「夏の独自大会で優勝した先輩たちに恩返しができるよう、初戦から自分たちの積極的なプレーを見せたい」と力強く語った。【長沼辰哉】

東京学館の岡田雅親主将=千葉県印旛郡酒々井町伊篠の東京学館高校で2020年10月9日、長沼辰哉撮影

 ◆東京学館 千葉2位

積極的な打撃と走塁

 強豪校相手にも好調な打線で快進撃を続け、創部以来初めて県大会決勝に駒を進め、関東大会に挑戦する。

 主戦の根本匠投手(2年)は全6試合に登板し、キレのある変化球で打者を翻弄(ほんろう)して31奪三振の好投を見せた。

 チーム一のスラッガー、粟飯原龍之介選手(同)は県大会で本塁打と三塁打をそれぞれ3本放ち、12打点を挙げる活躍。また、機動力の高さもチームの特徴で、24盗塁を決めている。積極的な打撃と走塁がうまくかみ合って、48得点をたたき出した。

 岡田雅親主将(同)は「強豪校相手であっても積極的にバットを振っていき、チームカラーの攻めの野球をしたい」と意気込んだ。【長沼辰哉】

専大松戸の石井詠己主将=千葉県松戸市串崎新田の専修大学松戸高校野球部グラウンドで2020年10月9日、長沼辰哉撮影

 ◆専大松戸 千葉3位

前向きにチャレンジ

 県大会の準決勝では東京学館に逆転負けを喫し涙をのんだが、3位決定戦で千葉英和にコールド勝ちを収め、初の関東大会出場を決めた。

 夏の独自大会でもマウンドに立ったエースの深沢鳳介投手(2年)と、千葉英和戦を4安打に抑えて完投した岡本陸投手(同)が投手陣の中心。

 全試合を安打で出塁し、8打点を挙げる活躍をみせた吉岡道泰選手(同)が打線をけん引する。大森駿太朗選手(1年)はチーム一の5割を超える打率を誇り、好機を生み出し続けた。

 石井詠己主将(2年)は「どんなプレーでも前向きに取り組み、チャレンジ精神で関東大会に臨みたい」と話し、気を引き締めた。【長沼辰哉】

国学院栃木の浅田光太朗主将=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2020年9月27日、李舜撮影

 ◆国学院栃木 栃木1位

小技絡めた攻撃得意

 6試合を戦った県大会では、決勝を含む4試合で2点差以内の接戦を制し、3年ぶりの優勝を果たした。

 46得点を挙げた打線は勢いがある。中心は打率5割6分5厘で県大会首位打者に輝いた関凜斗選手(2年)と、決勝でサヨナラ打を放つなど7打点の最上太陽選手(同)。犠打など小技を絡めた攻撃も得意だ。

 前回出場の3年前と同様、投手陣には絶対的な柱がおらず、5投手の継投で勝ち上がってきた。県大会の防御率0・61の右腕・林尚輝投手(同)を中心に粘りの投球を見せたい。

 浅田光太朗主将(同)は「関東の強豪校と戦えるのが楽しみ。部員78人の全員野球で4強を目指す」と話す。【李舜】

石橋の小林到主将=宇都宮市清原工業団地の宇都宮清原球場で2020年9月27日、玉井滉大撮影

 ◆石橋 栃木2位

攻守に勝負強さ発揮

 県大会では攻守に勝負強さを発揮し、接戦を幾度も制した。

 全6試合に先発した篠崎晃成投手(2年)は、準決勝の作新学院戦で完投勝利を挙げるなど防御率2点台前半と安定感がある。右横手からの直球は120キロ前後ながら、低めへの制球力と緩急を生かして打たせて取る。

 チーム打率は2割6分台と決して高くないが、勝負どころでの一打が光る。6試合21盗塁の機動力も持ち味だ。打線の軸は3番の小林到主将(同)。1本塁打を含むチーム最多タイの9安打に加え、10四死球を獲得。出塁率は7割を超える。

 小林主将は「厳しい戦いになると思うが、守備からリズムを作り、少ないチャンスをものにしたい」と意気込む。【玉井滉大】

健大高崎の小澤周平主将=群馬県高崎市の健大高崎高室内練習場で2020年10月8日、川地隆史撮影

 ◆健大高崎 群馬1位

圧倒的な打力を誇る

 圧倒的な打力で3年ぶり5回目の秋の県大会王者に輝いた。

 下位を含め長打を狙える打線は、県大会6試合で57得点、本塁打7本と爆発力がある。主軸は打率6割1分9厘の桜井歩夢選手(2年)や、2019年秋の関東大会でも本塁打を放った小澤周平主将(同)らが担う。

 1回戦で12盗塁を決めるなどチームの代名詞「機動破壊」が光る。投手陣は野中駿哉投手(同)、高松将斗投手(同)が中心。決勝は2人で零封した。

 出場が決まっていたセンバツがコロナ禍で中止になっても前を向いた3年生の背中を追い、団結力を高めた。小澤主将は「うちは打撃のチーム。『一戦必勝』で関東大会を連覇したい」と意気込む。【川地隆史】

前橋商の塩坪永勢主将=群馬県高崎市の健大高崎高室内練習場で2020年10月8日、川地隆史撮影

 ◆前橋商 群馬2位

切れ目ない打線強み

 「全員野球」を発揮し、春のセンバツにも出場した2009年以来11年ぶりに、関東への切符をつかんだ。

 堅守と切れ目ない打線が強み。主戦・茂田侑大投手(2年)と筑田歩夢投手(同)の継投で接戦をものにしてきた。茂田投手は直球の最速が129キロながら、多彩な変化球と制球力を武器に、打たせて取る投球スタイル。

 打っては、塩坪永勢主将(同)が主軸を務め、県大会では打率3割6分8厘をマークした。また、準決勝で下位打線が3打点を挙げるなど、ここ一番の勝負強さも光る。

 塩坪主将は関東大会に向け「スイングスピードを速くしたい」と語り、「強豪校相手に気持ちで負けないようにする」と力を込めた。【川地隆史】

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