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秋季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催)は31日、島根県出雲市の県立浜山公園野球場で準決勝2試合が行われた。
下関国際(山口2位)は14安打の猛攻で圧倒。米子東(鳥取1位)の守りの乱れにも乗じて七回コールド勝ちし、3年ぶりの決勝進出。広島新庄(広島1位)は鳥取城北(鳥取2位)との接戦を逆転で制し、7年ぶりに決勝へ駒を進めた。
下関国際と広島新庄は、1日に同野球場で行われる決勝で対戦する。今大会は、来年3月19日に開幕する第93回センバツ大会出場校選考時の重要な参考資料となる。【中田博維】
▽準決勝
下関国際
2301123=12
0000000=0
米子東
(七回コールド)
下関国際は一回、賀谷が先頭打者本塁打。2死から3連打で加点すると二回も2死から敵失で好機を広げ、守の適時打などで3点。以降も攻撃の手を緩めず計14安打12点でコールド勝ち。米子東は5失策と守りが乱れた。
鳥取城北
010020000=3
00011110×=4
広島新庄
広島新庄は六回に北田の適時打で同点とし、七回は花田、藤川の連続長短打で勝ち越し。2番手・秋山が緩急をつけて好投。そのまま逃げ切った。鳥取城北は相手を上回る10安打を放ちながら、あと1本が出なかった。