鳥取城北（鳥取）｜第93回センバツ高校野球

夢舞台、あっという間　センバツ派遣審判・岡本さんインタビュー　／鳥取

　今春の選抜高校野球大会で「派遣審判委員」（※１）に選ばれ、憧れの地・甲子園の土を踏んだ県高野連所属審判委員の岡本俊介さん（３０）。大会前に「一貫したジャッジを心がけたい」と抱負を語った地元審判界のホープは全国の舞台で何を感じ、何を得たのか。大会での体験などを聞いた。【聞き手・望月靖祥】　◇キビキビ

センバツ２０２１　鳥取城北・特派員回顧　「善戦」から次の段階へ　冬越え化けた２選手　／鳥取

　第９３回選抜高校野球大会で、鳥取城北は三島南（静岡）を破ってセンバツ初勝利を挙げた。県勢としては１３年ぶりの白星だったが、２回戦で優勝候補の東海大相模（神奈川）にあと一歩及ばず０―１で惜敗した。「高校球児は３カ月あれば別人に化ける」とよく言われる。それを体現しながらレベルアップを遂げてきた鳥取城北

センバツ２０２１　選手ケアする指導貫く　けがに泣いた経験生かす　鳥取城北・大林コーチ　／鳥取

　第９３回選抜高校野球大会で学校初勝利を挙げ、２６日の２回戦では優勝候補の東海大相模（神奈川）と紙一重の接戦を繰り広げて敗れた鳥取城北。チームの投手育成を任されている大林仁コーチ（３６）は、２００２年に同校のエースとして甲子園を目指しながらも自身の体調不良で果たせず、社会人野球でも故障に苦しんだ。「

第９３回選抜高校野球　２回戦　城北大接戦　平井伸治知事の話　／鳥取

　＜センバツ２０２１＞　◇感動くれた　平井伸治知事　強豪相手に手に汗にぎる接戦に持ち込み、堂々と戦った鳥取城北ナインに、心からの拍手を送りたい。その雄姿は、コロナ禍に苦しむ県民に感動と勇気を与えてくれた。この甲子園での経験を糧に、次の栄光を目指してほしい。

第９３回選抜高校野球　２回戦　城北大接戦　やまぬ拍手、夏再来誓う　／鳥取

　＜センバツ２０２１＞　第９３回選抜高校野球大会第７日の２６日、鳥取城北は２回戦で東海大相模（神奈川）と対戦。先発右腕・山内龍亜（りゅうあ）投手（３年）の変化球がさえわたって緊迫した投手戦に持ち込んだが、自慢の強力打線にあと一本が出ず０―１で惜敗した。春夏通じて学校初の「甲子園２勝」と、４０年ぶりの

第９３回選抜高校野球　２回戦　城北大接戦　両監督、鳥取城北主将の話　／鳥取

　＜センバツ２０２１＞　◇山内投手、予想以上　鳥取城北・山木博之監督　山内の先発は昨日決めた。出来は予想以上。本当にたくましくなった。打線は全国で打てるチームを目指してきたので、このような形で終わって悔しい。（敗れはしたが充実した戦いぶりは）スタンドで支えてくれた選手にとっても、よい目標になるはずだ

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

１、２番いかに抑えるか　きょう東海大相模と２回戦　／鳥取

　センバツで鳥取城北は２６日、ベスト８をかけて東海大相模（神奈川）に挑む。初の「甲子園２勝」を目指す戦いだ。【野原寛史】　◇強敵に意気込み十分　センバツ初勝利後のチームについて畑中未来翔（みくと）主将（３年）は「硬さもあったが、甲子園で１試合戦ったことで肩の力が抜けてきた」と話し、強敵の東海大相模戦

後輩の体調、常に目配り　鳥取城北・大林コーチ　選抜高校野球

　第93回選抜高校野球大会第7日の26日、2回戦に臨む鳥取城北。20日の1回戦でセンバツ初勝利を挙げたチームの投手育成を任されている大林仁コーチ（36）は、2002年に同校のエースとして甲子園を目指しながらも自身の体調不良で果たせず、社会人野球でも故障に苦しんだ。「けがをしたからこそ今の自分があるが

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

ミスなく、先制点奪取　冬の成果だせば可能性十分　あす東海大相模戦　／鳥取

　◇投打に隙なし、初戦２投手好投　２０日の１回戦でセンバツ初勝利を挙げた鳥取城北。２６日の２回戦では、ベスト８をかけて東海大相模（神奈川）と対戦する。１回戦では延長十一回の末に東海大甲府（山梨）との「東海大対決」を３―１で制した優勝候補に対し、鳥取城北はどう戦えばよいのか。１回戦の戦いぶりなどから勝

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

「生徒の笑顔、もっと撮る」　広報担当・加藤さん、快進撃に期待　／鳥取

　２０日のセンバツ１回戦で静岡・三島南に６―２で逆転勝ちした鳥取城北。記念すべき「春初勝利」の瞬間、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）の三塁側アルプス席には、歓喜に沸く応援団に向けて一心不乱にカメラのシャッターを切る女性がいた。学校の広報カメラマンを務める加藤晴美さん（４８）＝鳥取市＝だ。熱心な高校野球

がんばれ鳥取城北・センバツ2021

学校法人・鳥取学園の常務理事、林喜久治さん　／鳥取

　◇夢と希望与えてくれた　鳥取城北を運営する学校法人・鳥取学園の常務理事、林喜久治さん（６９）＝鳥取市　（２０日の静岡・三島南との１回戦に６―２で逆転勝ちして）選手たちは試合前半こそ苦しんだが、最後はよく頑張った。悲願のセンバツ初勝利を成し遂げたことは、たいへん喜ばしいことだ。新型コロナウイルス禍で

センバツ２０２１　鳥取城北・山木監督　次戦へ意気込み語る　勢い乗ったまま臨む　／鳥取

　第９３回選抜高校野球大会で初戦の２０日、三島南（静岡）を６―２で降し、悲願のセンバツ初勝利を挙げた鳥取城北。試合後、山木博之監督は攻撃について「５０点」と厳しく評価し、東海大相模（神奈川）との次戦に向けて「しっかり準備したい」と意気込みを語った。インタビューを詳報する。【野原寛史】　――試合の序盤

センバツ２０２１　鳥取城北センバツ初勝利　コロナ禍、打ち砕いて　知事　／鳥取

　平井伸治知事は２０日、鳥取城北のセンバツ初勝利を祝うコメントを発表した。　＜平井知事のコメント全文＞鳥取城北の力を遺憾なく発揮して勝ち取った初戦突破おめでとう。このセンバツ初勝利で弾みをつけ、次も鳥取球児らしいプレーでコロナ禍を打ち砕いてほしい。鳥取県みんなで応援する。

第９３回選抜高校野球　１回戦　鳥取城北、悲願の春１勝　集中打に熱い拍手　／鳥取

　＜センバツ２０２１＞　第９３回選抜高校野球大会第２日の２０日、鳥取城北は１回戦で２１世紀枠の三島南（静岡）に勝利した。二回に先制を許したが、五回と九回に得意の集中打で計６点を挙げ、逆転勝ち。鳥取城北はセンバツ初勝利で、県勢としても２００８年の八頭以来１３年ぶりの勝利となった。次戦は大会第７日、東海

第９３回選抜高校野球　１回戦　鳥取城北、悲願の春１勝　両監督、選手の話　／鳥取

　＜センバツ２０２１＞　◇中木村選手１００点　鳥取城北・山木博之監督　広田（周佑投手）が持ち味を出して粘り強く本塁を踏ませない投球を続けてくれたのが良かった。（３安打と大活躍した）中木村（連次郎選手）はきょうは本当にいいプレーで１００点。　◇中止の先輩思い　鳥取城北・畑中未来翔主将　（２年連続のセン

「まだまだ50点かな」鳥取城北・山木博之監督　選抜高校野球

　第93回選抜高校野球大会は第2日の20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、2年連続3回目出場の鳥取城北が、初出場で21世紀枠の三島南（静岡）に6-2で勝利した。　◇鳥取城北・山木博之監督　しのぎあいのゲームで点差以上に、心身ともに選手たちに疲れが残ったのでは。初戦で（選手たちが）硬い

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

動画で聖地、堂々行進　きょう初戦、練習試合で勢い　／鳥取

　第９３回選抜高校野球大会が１９日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、２年連続３回目選出の鳥取城北は開会式に動画で参加。センバツ旗を先頭に力強く行進する姿がバックスクリーンの大型ビジョンに映し出され、スタンドから大きな拍手が送られた。ナインは大会第２日の２０日、第２試合で２１世紀枠出場の静岡・三

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

スタッフ紹介／下　大林仁コーチ／小池利明コーチ　／鳥取

　◇けがとの戦い教訓に　大林仁（おおばやし・じん）コーチ（３６）　高校時代は１年秋から鳥取城北のエース。甲子園出場は果たせなかったが、卒業後は社会人の名門・日立製作所で７年間活躍した。さらに軟式の三洋電機鳥取（パナソニック鳥取）でも全国大会を連覇した後、山木博之監督の要請でコーチに就任。投手やバッテ

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

スタッフ紹介／中　霜村亮コーチ／中島悠貴部長　／鳥取

　◇対話し素質引き出す　霜村亮（しもむら・りょう）コーチ（３４）　鳥取城北の主将を務めた２００３年秋の中国大会では４強に入ったが、翌年のセンバツ出場校に選ばれず、夏も甲子園に届かなかった。熱心に練習しながらも「これだけやったという土台が足りなかったのかな」と感じた経験が、伝統の強打を育てる打撃コーチ

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

スタッフ紹介／上　豊福乃碧さん／忍海部愛唯さん／丹代零知コーチ　／鳥取

　１９日開幕の第９３回選抜高校野球大会に出場する鳥取城北では、多くの人が選手を支えている。ナインや山木博之監督とともにセンバツ初勝利を目指すチームスタッフを紹介する。（この連載は野原寛史が担当します）　◇縁の下で選手支える　豊福乃碧（とよふく・のあ）さん（２年）＝写真左／忍海部愛唯（おしかいべ・めい