大分商（大分）｜第95回センバツ高校野球

大分商　センバツ振り返って　選手らの成長肌で感じ　／大分

　第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）に出場した大分商は、惜しくも作新学院（栃木）に敗れた。1997年以来の勝利とはならなかったが、ひたむきに努力する選手たちの成長を肌で感じる大会だった。　私が大分商の取材を本格的に始めたのは2023年1月。チームは児玉迅（じん）（3年）

センバツ甲子園　全力プレーで心技体成長　大分商選手帰郷、夏へ飛躍誓う　／大分

　第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の初戦で作新学院（栃木）に敗れた大分商の選手らが20日、大分市に帰郷した。野球部の保護者ら約20人が同校に集まり、拍手でナインを出迎えた。　保護者会会長の佐藤雄一郎さん（53）は「最後まで諦めない、大商らしい全力プレーを見せてもらえた

センバツ甲子園　大分商　反撃及ばず　九回、2点差まで迫るも　まさかの幕切れ　監督、主将の話　／大分

　◇心意気足りず　大分商・那賀誠監督　粘り強く追い上げたのは彼らの成長だが、ここ一本の心意気が足りない。投手が踏ん張りゲームを作る自分たちの野球ができず粘り負けた。ルールの把握など課題を夏に向けて取り組みたい。　◇勝ちたかった　大分商・大道蓮主将　日本一を目標に、「勝ちきろう」と全員で話して試合に臨

センバツ甲子園　大分商　反撃及ばず　九回、2点差まで迫るも　まさかの幕切れ　／大分

　19日に開かれた第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）第2日第2試合で、大分商は作新学院（栃木）に6―8で惜しくも敗れた。中盤から終盤にかけて粘りの大商野球を見せ、相手にあと一歩まで迫ったが、好機に1本が出なかった。最後まで諦めずに白球を追い、全力で戦った選手たちにアルプ

まさかの幕切れ　大分商、土壇場の反撃も痛恨の帰塁ミス　センバツ

　◇センバツ第2日（19日）2回戦　○作新学院（栃木）8―6大分商●　大分商の土壇場の反撃はまさかの幕切れとなった。痛恨の走塁ミス、球審の謝罪、そして、ゲームセット――。慌ただしい結末に、甲子園は不穏な空気に包まれた。　4点を追う九回。大分商は2点を返し、1死一、二塁の好機を迎えた。続く打者は左飛に

大分商の走者「頭、パニックに」　帰塁でベース踏み忘れ　センバツ

　第95回記念選抜高校野球大会は第2日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、大分商は6―8で作新学院（栃木）に敗れた。作新学院の九回の守備で、2死からアピールアウトでゲームセットになり、球審が謝る珍しいシーンがあった。大分商は6―8で迎えた九回1死一、二塁の場面で、打者が左飛に倒れ

大分商監督「走者に責任ない」九回のミス責めず　センバツ

　第95回記念選抜高校野球大会は第2日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、大分商は6―8で作新学院（栃木）に敗れた。大分商の那賀誠監督の主なコメントは次の通り。　◇大分商・那賀誠監督　◇自分に足りないところがあった　（粘り強い戦いは）一冬の成長。秋の打力では追い上げる力はなかった

作新学院が6年ぶりセンバツ白星　大分商に競り勝つ　センバツ

　第95回記念選抜高校野球大会は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が始まり、作新学院（栃木）が8―6で大分商を破り、6年ぶりのセンバツ勝利を挙げた。作新学院は春夏通算40勝目。大分商の26年ぶりのセンバツ勝利はならなかった。　作新学院は第7日（24日）の第3試合で英明（香川）―智弁和歌山の

センバツ甲子園　開会式　大分商はつらつ行進　／大分

　18日に開幕した第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）は、新型コロナウイルスによる制限が大幅に緩和され、ほぼ通常通りの開催になった。試合前に開会式が開かれ、2019年以来4年ぶりに出場全校の選手が顔をそろえた。大分商の選手たちもはつらつとした表情で臨み、決意を新たにした。

センバツ甲子園　大分商、作新学院　きょう激突　両監督オンライン対談　／大分

　◇ロースコアの展開で勝機を探る　大分商・那賀監督　◇前半から加点、攻撃で上回りたい　作新学院・小針監督　第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の大会第2日第2試合（19日午前11時半開始予定）で対戦する大分商の那賀誠監督（55）と作新学院の小針崇宏監督（39）に相手の印象

伝統校の攻防　強力打線の作新学院vs堅守の大分商　センバツ第2日

　◇第95回記念選抜高校野球大会第2日第2試合　大分商―作新学院（11時半開始予定）　高い攻撃力を誇る作新学院と、安定した投手力を中心とした堅い守りが伝統的な大分商の対戦となる。どちらが持ち味を発揮できるかが勝敗を分けそうだ。　作新学院の攻撃は1番・高森風我選手（3年）が鍵を握る。広角に打ち分けるバ

センバツ甲子園　開会式リハ　大分商選手ら感触確かめ　出場全校と甲子園行進　きょう開幕　／大分

　第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の開会式のリハーサルが17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれ、大分商の選手らが入場などの手順を確認した。　この日、選手らは、プラカードを持ち先頭を歩くマネジャーの寺下沙帆さん（3年）に続き、グラウンドの感触を確かめながら、きびき

センバツ甲子園　大分商　悔しさ胸にチーム支える　ベンチ入り逃した3年生6人　／大分

　◇人間的に成長する場に　第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。大会に出場する大分商にはベンチ入りを逃した3年生6人がいる。悔しさを胸にチームを支える姿に、ベンチ入りの選手たちは「6人のためにも負けられない」と意気込んでいる

春に挑む・’23センバツ・大分商

支える人編／下　マネジャーの志　夢舞台に感謝、元気送る　／大分

　平日の練習が始まる午後4時前。マネジャーがグラウンド脇のベンチに炊飯器4台を並べた。「次の人、どんどんもらって！」。選手は列を作り、約1合のご飯入りのどんぶりを受け取ると、ふりかけなどをかけてかき込んだ。マネジャーは選手が食べ終えると器を洗い、他の作業を始めた。　野球部には2年生5人、1年生2人の

春に挑む・’23センバツ・大分商

支える人編／上　林龍一トレーナー　心身鍛え、攻める自信に　／大分

　「もう一回いける！」「応援しよう！」。3月初旬、グラウンド脇のウエートトレーニング用スペースで、トレーナーの林龍一さん（47）＝長崎市＝の声が響く。ベンチプレスのトレーニングをする時に歯を食いしばってバーベルを挙げる選手だけでなく周りにも声をかけ、励ました。　林さんは、北九州市出身。26歳まで陸上

センバツ甲子園　大分商選手ら出発　甲子園での健闘誓う　19日初戦予定　／大分

　第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）に出場する大分商の選手や監督ら計35人が13日朝、大分市西浜の同高から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場がある関西地方に向けて出発した。　大道蓮（れん）主将（2年）は「初戦に向けてコンディションを整え一戦必勝で頑張る。大分商業らしいプレーで

センバツ甲子園　大分商VS作新学院（栃木）　強豪校相手決意と意欲　大会第2日第2試合　／大分

　◇「全力プレーで泥臭く」　10日に大阪市で開かれた第95回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の組み合わせ抽選会で、大分商は大会第2日の第2試合（19日午前11時半開始予定）で、作新学院（栃木）と対戦することが決まった。過去には全国制覇もしている強豪校を相手に、選手たちは日本一

センバツ甲子園　大分商VS作新学院（栃木）　大会第2日第2試合　監督・主将の話　／大分

　◇胸張って堂々と　大分商・那賀誠監督　相手は全国制覇をし、常に甲子園で活躍している。選手たちには、失敗を恐れず、躍動感のある野球をしてほしいと思う。ブレずにやるべきことをやり、胸を張って堂々と戦いたい。　◇自分たちを信じ　大分商・大道蓮主将　相手は投打のバランスが取れた素晴らしいチーム。大分商らし

’23センバツ・がんばれ大分商

道具で選手サポート　アオバヤスポーツ社長、三浦健一さん（72）＝佐伯市　／大分

　佐伯市と大分市で体操服や学生服、スポーツ用品を扱う店を経営しています。　大分商とは練習や試合用のユニホーム、野球用品などの取引があり、選手が店に買いに来ることもあります。熱のこもった指導をする那賀誠監督とも交友があります。　私たちは道具の面から選手をサポートできればと、これまで野球用品の使い方や手

春に挑む・’23センバツ・大分商

ベンチ入り18選手の横顔紹介／下　／大分

　◇大声でチーム盛り上げ　種具千太内野手（2年）　「いいぞ！」「粘れ！」。一塁コーチとしてグラウンドで、打者にひときわ大きな声をかける。　昨秋の九州地区大会は直前でメンバーから外れた。「落ち込めば気を使わせる」と思い、チームのサポートに徹した。　冬場の練習で打撃フォームの改良やティーバッティングに取