県大会 29日号砲 秋田工軸に展開か 大曲工、大館国際も有力 男子18チーム参加 /秋田

毎日新聞

高校駅伝コース

 高校生がタスキをつなぎ県都を駆け抜ける「男子第68回、女子第29回全国高校駅伝競走県大会」(県高体連、県教委、秋田陸協、毎日新聞秋田支局主催)が29日、秋田市内の「県都一周長距離公認コース」で行われる。12月24日に京都市である全国大会出場をかけたレースで、男子(7区間42・195キロ)は18チームが、女子(5区間21・0975キロ)は13チームが出走予定。

 また4位以内は11月の東北大会へ出場する。各チームの紹介とともに、レースの行方を2回に分けて展望する。【川口峻】

 男子は18チーム26校が出場。単独は13校で、合同チームは過去最多の5となる(オープン参加となり記録は参考)。

 レースは5連覇を目指す秋田工を中心に展開しそう。昨年7区(5キロ)を走った天野竜汰主将(3年)が中心で選手層が厚い。県内外の高校生が参加した男鹿駅伝(7月)では県勢最高の2位に入った。また男鹿駅伝で県内2位の大曲工、3位の大館国際も有力だ。大曲工は5000メートル14分55秒の佐藤稜汰選手(3年)、大館国際は同15分4秒の萩野紫音主将(3年)がそれぞれ1区(10キロ)を走るとみられる。

 5年ぶりの全国大会出場を目指す花輪、昨年3位の秋田中央、同5位の秋田北鷹にも注目が集まる。

 また昨年合同チームとして出場した能代は、今回単独チームで参加する。


 ◆チーム紹介

秋田

 夏は長い距離を走る練習に重点を置き、短距離練習も取り入れるなどの工夫を重ねた。

秋田工

 チームのスローガンは今年も「凡事徹底」。高い総合力で県大会5連覇を目指す。

金足農

 夏は田沢湖付近で上り下りの練習を積み走力アップ。吉田駿主将が下級生をまとめる。

秋田中央

 安定感のある笹村雄斗選手、スピードのある渡辺恭介選手の走りが上位進出へのカギ。

明桜

 笑顔が絶えず、個々の力の差が少ない。3年を中心としたまとまりで上位を目指す。

大館桂桜

 長距離専門の選手はいないが、持ち前のチームワークで完走を目指す。

大館国際

 チームの大半が3年。3年間励まし合った仲間の絆で昨年の4位を上回る成績を狙う。

花輪

 高地練習やクロスカントリーコース、土トラックでつけた基礎体力で上位を狙う。

秋田北鷹

 昨年果たせなかった東北大会出場が目標。前半で好位置につけ、後半に粘りたい。

能代

 部員が増え、昨年の合同チームから今年は単独出場に。エース渡部大地選手が中心。

大曲農

 4人の3年を中心に東北大会出場が目標。主将の抱負は「笑顔を絶やさず走りきる」。

大曲工

 昨年2位の強豪。今大会は新記録を目指す。全員で練習の成果を出し切りたい。

角館

 夏場の走り込みで、中距離選手が走力を上げた。粘り強さと団結力が特長だ。

秋田北・秋田南・国学館

 学校は異なるが、大会では互いのレースに大きな声援を送るほど仲がいい。

男鹿工・本荘・由利・西目

 全員が負けず嫌い。体幹トレーニングなど、終盤の粘りを見据えた練習を積んだ。

大館鳳鳴・能代松陽

 1、2年の合同チーム。「大会で走る感謝を忘れず、上位を狙う気持ちで臨む」

小坂・能代工

 1区の浪岡龍月主将がいい流れを作りたい。全員でタスキをつなぐのが目標。

横手・大曲

 夏場の合宿で共に汗を流してきた仲間同士。両校の誇りをタスキに込める。