県大会 男子、韮山67年ぶりV 女子、島田は2年ぶり /静岡

毎日新聞

 全国高校駅伝県予選(県高体連など主催、毎日新聞など後援)が4日、小笠山総合運動公園のエコパスタジアム補助競技場(袋井市)を発着点に開かれた。48チームが参加した69回目の男子(7区間、42・195キロ)は、韮山が67年ぶり3回目の頂点に立った。30回目の女子(5区間、21・0975キロ)は38チームが競い、島田が2年ぶり4回目の優勝を果たした。

 両校は12月23日に京都市で開かれる全国大会への出場を決めた。また、男女の上位各6校は今月25日に愛知県で行われる東海大会に出場する。【島田信幸、大谷和佳子】

男子 4区で好走トップに

 韮山の1区は、小木曽竜盛選手(3年)。「一緒に走っている集団で自分が1番なんだ」と思いながら、積極的な走り。後半3キロでペースを上げ、2位に7秒差を付けた。しかし2区で、渡辺良太選手(同)が「思うような走りができなかった」と、たすきを受けて間もなくの上り坂でペースを崩し、4位に順位を下げる苦しい展開に追い込まれた。

 しかし、「落ち着いて自分の走りができた」という3区の河田太一平(たいへい)選手(同)が2位に食い込む。さらに、4区の小沢大輝選手(同)は「たすきを受け取った時、追い付ける距離と思った」と区間賞の好走でトップに。前半から仕掛けつつ3キロ地点でさらにペースを上げ、2位に15秒差でたすきをつないだ。

 5区の池谷太一選手(2年)も必死の走りで1位を守り、メンバー唯一の1年生の6区、菅沼翔也選手は「他のチームが迫ってくるように感じて、夢中で逃げた」と区間賞の走りを見せる。

 そして7区。大沢健人選手(2年)は「何が何でも1位でゴールしてやる」と、さらに2位との差を広げ、笑顔でゴールテープを切った。

女子 独走状態でゴール

 島田は1区の宮崎梨央選手(2年)がスタート直後から先頭に立ち、2位に3秒差でたすきをつないだ。宮崎選手は「上り坂で引き離す作戦だったが思い通りに走れなかった。首位でつなげたので目標は果たせた」と振り返る。

 2区の田中毬愛(まりあ)選手(同)は「絶対に抜かれない気持ちだった」とトップを守り、3区の細谷奈津子選手(1年)にたすきをつないだ。細谷選手はメンバーで唯一の1年生だが、「先輩の助言でリラックスできた」と2位との差を41秒に広げ、4区につないだ。

 4区の小坂海結(みゆう)選手(2年)はけがで10月まで本格的な練習ができなかったが、「みんなが差を広げてくれたので安心して走れた」と区間賞の快走。アンカーの池田早帆莉(さおり)選手(3年)もチームの勢いを維持し独走状態でゴールした。池田選手は「昨年はメンバーに選ばれずに悔しかったが、厳しい練習をしてきたので強い気持ちで走れた」と笑顔を見せた。