男子、秋田工2年ぶりV 女子、秋田中央12位 /秋田

毎日新聞

 男子第54回、女子第29回東北高校駅伝競走大会(東北高体連、毎日新聞社など主催)が8日、岩手県の一関市総合体育館前を発着点とするコースであった。男子(7区間42・195キロ)は秋田工が2時間6分57秒で2年ぶり5回目、女子(5区間21・0975キロ)は山形城北(山形)が1時間11分40秒で12年ぶり3回目の優勝を果たした。全国大会が第30回記念大会となる女子は、県予選優勝校を除く最上位の4位に入った東海大山形(山形)が東北地区代表として、2年連続2回目の全国大会の切符を手にした。【三瓶杜萌、小鍜冶孝志】

 ◆男子

4区から独走状態に

 27チームで争った男子は、秋田工が4区(8・0875キロ)から独走状態を築き、逃げ切った。1区(10キロ)で2位につけ、2区(3キロ)でトップに。3区(8・1075キロ)で青森山田のステファン・カマウ選手(3年)に抜かれ21秒差の2位に後退したが、4区の竹村拓真主将(3年)が「後半に勢いをつける」と区間賞の走りを見せ、後続に39秒差のトップでつないだ。

 5区(3キロ)の柴田宜憲選手(2年)、6区(5キロ)の中川雄太選手(1年)も続けて区間賞の快走。「優勝はもちろん、タイムも意識していた」というアンカーの鈴木玲央選手(3年)が、県予選を49秒上回るタイムでフィニッシュした。

 大友貴弘監督は「しっかり粘って県予選よりも攻めの走りができていた」と振り返った。その上で「目標の2時間6分台が出せたことは評価できる。7区間の全体で駅伝としての流れが切れず、一人一人が最後まで与えられた区間を走りきった」と語った。

 43秒差で2位の東北(宮城)は、県予選より1分早いタイムをマーク。都大路に出場する4位・学法石川(福島)、6位・東海大山形(山形)も県予選の記録を上回った。

 ◆女子

山形城北12年ぶりV 東海大山形に全国大会切符

 27チームが出場した女子は、山形城北が最終5区(5キロ)で逆転し、2位に38秒差をつけて制した。

 1区(6キロ)の長沢日桜里選手(2年)が区間賞の快走で流れを作った。2区(4・0975キロ)で青森山田(青森)に逆転された後、3区(3キロ)、4区(3キロ)でじわじわと離されたが、粘って19秒差の2位でアンカーへ。「県予選は私だけ区間賞を逃し、悔しかった」。叶内菜々美選手(2年)が区間賞の走りでトップに立ち、後続を引き離した。

 「まさか優勝できるとは。選手らがよう走ってくれました」。叶内選手を迎えると、吉田進監督は選手らの活躍に目を細めた。

 昨年は県予選で妨害行為があって失格となり、都大路に出場できなかった。立里柚主将(3年)は「東北でも優勝でき、都大路に弾みがつく」と話し、全国での活躍を誓った。

 2位は青森山田、3位は学法石川(福島)。県予選で出場校トップタイムの仙台育英(宮城)は5位だった。


男子記録◇

 (1)秋田工     2時間 6分57秒

 (2)東北(宮城)  2時間 7分40秒

 (3)青森山田(青森)2時間 8分51秒

 (4)学法石川(福島)2時間 9分23秒

 (5)仙台育英(宮城)2時間 9分34秒

(11)大曲工     2時間13分38秒

(20)秋田中央    2時間17分25秒

(21)花輪      2時間17分33秒

女子記録◇

 (1)山形城北(山形) 1時間11分40秒

 (2)青森山田(青森) 1時間12分18秒

 (3)学法石川(福島) 1時間12分18秒

 (4)東海大山形(山形)1時間12分45秒

 (5)仙台育英(宮城) 1時間12分59秒

(12)秋田中央     1時間15分10秒

(14)大曲       1時間15分19秒

(17)秋田北鷹     1時間16分24秒

(23)秋田南      1時間20分18秒