県予選 男子、伊賀白鳳15連覇 /三重

毎日新聞

 男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走県予選会(県高体連・三重陸上競技会主催、毎日新聞社など後援)が11日、松阪市久保町の三重高校を発着点に行われた。男子は29校が7区間42・195キロで争い、伊賀白鳳が2時間10分7秒で、15年連続30回目の優勝を果たした。女子は19校が5区間21・0975キロで競い、津商が1時間14分33秒で4年連続10回目の優勝を遂げた。両校は12月23日、京都市の西京極陸上競技場で行われる全国大会に出場する。また、男女1~6位校は11月25日、愛知県知多市で行われる東海大会に出場する。【谷口豪、衛藤達生】

序盤から堅調な展開

 スタート時点の気温が19度と平年をやや上回る穏やかな陽気の中で、伊賀白鳳が堅調なレースを展開した。

 1区の佐伯陽生選手(2年)は四日市工の名村樹哉選手(3年)をマーク。ラスト1キロでスパートしてトップに立つと、11秒の差を付けて中継地点に。「昨年は区間賞を1人だけ逃して悔しかったので、ほっとした」と振り返った。2区の田岡享真選手(3年)は佐伯選手の予想外のリードに発奮。後半はややペースを落とすものの首位をキープした。

 昨年も3区を任された山本恭澄選手(3年)の家族は、体力的にきつくなるラスト2キロ地点で今年も応援。山本選手は「昨年は聞こえなかった声援も今年は聞こえた」と、成長を感じさせる走りで2位の四日市工との差を30秒広げた。区間記録更新を狙っていたという4区の宇留田竜希選手(3年)は「前半は良かったが、中間地点を越えてからペースが上がらなかった」と反省。それでも区間賞の走りで、5区の九嶋大雅選手(3年)にたすきをつないだ。

 県予選では初めて走者となった九嶋選手。「緊張しすぎて、試走の時よりタイムが落ちた」と悔やむが、それでも2位との差をさらに広げた。6区の田中慎梧選手(2年)はラスト1キロ地点で沿道から先輩たちの声援を受けて粘りを発揮し、首位のまま7区の藤尾壮紀選手(3年)に後を託した。藤尾選手は「2位との差が結構あったので、自信を持って走れた」と快走。課題にしていたラストスパートも決まり、トップでゴールテープを切った。

吹奏楽部が応援曲

 ○…発着点の三重高校正門前では、同校吹奏楽部の1、2年生25人が男女のスタートとフィニッシュ時にファンファーレなどの演奏で激励した。毎年恒例で、今大会のために準備したオリジナル応援曲「レッツゴー三重」など十数曲を演奏した。副部長の柘植愛巳(つげ・まなみ)さん(2年)は「応援曲を演奏できて、自分たちも楽しい」と笑顔で話した。


男子区間賞

1区(10.0キロ) 佐伯陽生(伊賀白鳳)  31分55秒

2区(3.0キロ)  田岡享真(伊賀白鳳)   9分37秒

3区(8.098キロ)山本恭澄(伊賀白鳳)  24分21秒

4区(8.097キロ)宇留田竜希(伊賀白鳳) 25分30秒

5区(3.0キロ)  九嶋大雅(伊賀白鳳)   8分09秒

6区(5.0キロ)  小林篤貴(四日市工)  14分56秒

7区(5.0キロ)  藤尾壮紀(伊賀白鳳)  15分27秒

〔三重版〕