女子・昌平快走、都大路へ 北関東トップ、2年連続2回目 /埼玉

毎日新聞

 男子第71回、女子第27回関東高校駅伝競走大会(関東高体連など主催、毎日新聞社など後援)が18日、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を発着点とする周回コース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)で行われた。8都県の各予選で6位以内に入った男女計96チームが出場し、男子は2時間5分17秒で八千代松陰(千葉)が、女子は1時間9分36秒で山梨学院(山梨)がそれぞれ優勝した。今年は女子の全国大会が第30回記念大会にあたるため、都県予選の優勝チームを除いた地区大会のトップに京都での全国大会出場権が与えられる。レースの結果、北関東(茨城、栃木、群馬、埼玉)は昌平、南関東(千葉、東京、神奈川、山梨)は錦城学園(東京)が、それぞれ全国切符を獲得した。【畠山嵩、大平明日香】

 女子は、県予選で2位だった昌平が北関東のチームでトップとなる6位に入り、2年連続2回目の全国大会出場を決めた。

 1区の中根瑞稀選手(3年)は「自分の力を出し切ろうと思った」と10位でたすきを渡した。全国に出るには前を走る健大高崎(群馬)を上回ることが絶対条件。2区の小松史佳選手(2年)が走り終えた時点で健大高崎とは38秒差あったが、3区の四元桃奈選手(1年)は「調子が悪かった」と言いながらも22秒差に縮め、4区の鈴木ひらり選手(2年)につないだ。

 「絶対に抜いてやろうと思った」という鈴木選手は得意の上り坂を快走。5位の健大高崎との差を6秒まで詰め、5区のアンカーで主将、金田理花選手(3年)に望みを託す。

 金田選手は健大高崎のアンカーを一気に抜き去り、50秒差をつける見事な走りでフィニッシュ。金田選手は「調子が良く、自然に追い抜けた」と笑顔を見せた。

男子・埼玉栄は競り負け2位

 男子は、県予選で優勝し、全国大会出場を決めている埼玉栄が関東大会2連覇を目指してレースに臨んだ。4区までトップを守ったが八千代松陰に徐々に追い上げられ、最終区の7区で競り負けて2位に終わった。

 1区の白鳥哲汰選手(2年)は「県大会で安定した走りができず、都大路に向けてしっかり走りたかった」と7キロ過ぎで先頭集団を抜け出し、区間賞の快走で2区の脇坂進之介選手(3年)へ。脇坂選手、3区の宮坂大器主将(同)、4区の佐藤快成選手(1年)もトップのまま、たすきをつないだ。

 だが、八千代松陰が猛烈に追い上げる。埼玉栄の5区、田中大介選手(2年)がラスト200メートルを競り合い、わずかの差で2位に。6区の久保田悠月選手(3年)は「最低限、前に出ることはできた」と区間賞の走りでトップを奪い返し、5秒差でアンカーへたすきを渡した。

 7区の西田大智選手(1年)は1・5キロ地点から八千代松陰と接戦を展開。トラックに入る直前に2度スパートをかけたが、「失速して追い抜かれた」と最後に力尽きた。

 宮坂主将は「全国大会に弾みを付けるためにも優勝したかった。全国大会では最低でも入賞、さらにはメダルを狙いたい」と前を向いた。


県勢の記録 

 <男子>

 (2)埼玉栄  2時間 5分26秒

 (7)聖望   2時間 8分 1秒

(11)花咲徳栄 2時間 8分22秒

(20)武蔵越生 2時間 9分58秒

(43)坂戸西  2時間16分37秒

(44)松山   2時間17分14秒

 <女子>

 (6)昌平   1時間10分48秒

 (9)埼玉栄  1時間11分21秒

(15)本庄東  1時間11分52秒

(17)本庄一  1時間12分15秒

(27)川越南  1時間15分46秒

(32)東農大三 1時間17分 5秒

 (カッコ内数字は順位)