男子・九州学院、女子・神村学園が堂々V

毎日新聞

九州学院、3年ぶり10回目

神村学園、3年連続7回目

 男子第71回、女子第30回全九州高校駅伝が18日、福岡県嘉麻市の嘉穂総合運動公園を発着点に開かれ、男子(7区間42・195キロ)は九州学院(熊本)が2時間4分34秒で3年ぶり10回目、女子(5区間21・0975キロ)は神村学園(鹿児島)が1時間8分10秒で3年連続7回目の優勝を果たした。全国大会が記念大会となる女子は各県予選2位以下のチームが代表権を争い、北九州は北九州市立(福岡)が3年ぶり9回目、南九州は樟南(鹿児島)が3年ぶり3回目の出場を決めた。諫早(長崎)は24年連続出場を逃した。

まさかの4分台

 2時間4分台の好タイムで男子を制した九州学院の禿監督は「5分台で優勝できればと思っていた。まさか」と振り返った。

 4人が区間賞を獲得した中でも、6区の1年生・鶴川が光った。17秒差の2位でたすきを受けると2キロ付近で追いつき、1キロあまり並走。「少し前に出ると相手の足音がしなくなってきたから」と勝負どころを冷静に見極めたペースアップで一気に引き離し、逆に22秒の貯金を作ってアンカーにつないだ。

 昨年の全国大会は9位で入賞を逃しただけに「まずは8番を目指し、そこから少しでも若い順位を」と禿監督。県予選の「ホップ」に続き「ステップ」と位置づけた全九州で大きな手応えをつかみ、都大路で飛躍を目指す。【野村和史】

1年生が好走

 ○…1年生トリオの好走で女子の神村学園が3連覇を達成した。1区で3年生の平田が4位につけると、2~4区に並んだ1年生が一つずつ順位を上げて首位浮上し、アンカーのカマウが危なげなくリードを守りきった。4区の中須は夏場に結果が出ず県予選は出番がなかったが、この日は区間賞を獲得。選手層にも厚みが増し、有川監督は「1年生が元気で、伸びしろがある」と全国への手応えを口にした。


 【男子】=42・195キロ

 (1)熊本・九州学院(入田、端羽、井川、佐藤、中山、鶴川、今村)2時間4分34秒(2)大分・大分東明2時間5分35秒(3)宮崎・宮崎日大2時間6分57秒(4)福岡・自由ケ丘2時間7分54秒(5)宮崎・小林2時間8分10秒(6)佐賀・鳥栖工2時間8分38秒(7)鹿児島・鹿児島城西2時間8分48秒(8)長崎・鎮西学院2時間8分59秒

 【区間賞】1区(10キロ)林田洋翔(長崎・瓊浦)29分36秒▽2区(3キロ)奥田祥弥(鳥栖工)端羽星(九州学院)8分38秒▽3区(8・1075キロ)井川龍人(九州学院)23分41秒▽4区(8・0875キロ)ベヌエル・モゲニ(大分東明)22分48秒=区間新▽5区(3キロ)緒方春斗(自由ケ丘)8分27秒=区間新▽6区(5キロ)鶴川正也(九州学院)14分32秒▽7区(5キロ)今村真路(九州学院)14分58秒

 【女子】=21・0975キロ

 (1)鹿児島・神村学園(平田、木之下、黒川、中須、カマウ)1時間8分10秒(2)大分・大分東明1時間8分43秒(3)鹿児島・樟南1時間8分54秒(4)福岡・北九州市立1時間9分35秒(5)福岡・筑紫女学園1時間9分57秒(6)長崎・諫早1時間10分26秒(7)福岡・東海大福岡1時間10分33秒(8)鹿児島・鹿児島女1時間11分26秒

 【区間賞】1区(6キロ)菅田雅香(東海大福岡)19分27秒▽2区(4・0975キロ)磯部涼美(大分東明)12分58秒▽3区(3キロ)原田まりん(樟南)9分50秒▽4区(3キロ)中須瑠菜(神村学園)9分34秒▽5区(5キロ)マータ・モカヤ(大分東明)15分52秒