都大路、23日号砲 男子・出雲工、30位以内で 女子・平田、雪辱燃える /島根

毎日新聞

 男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)が23日、京都市内で開催され、県内からは男子が出雲工、女子は平田が出場する。5区間(21・0975キロ)を走る女子は午前10時20分、7区間(42・195キロ)を走る男子は午後0時半に京都市西京極総合運動公園陸上競技場をスタートする。開会式は22日にハンナリーズアリーナ(京都市体育館)である。女子は第30回の記念大会のため、都道府県の代表校に全国11地区の代表を加えた58校が参加する。【鈴木周】

男子・出雲工

30位以内を目標に練習する出雲工の選手たち=島根県出雲市上塩冶町の同校で、鈴木周撮影

 出雲工は23年連続27回目の都大路に臨む。最高成績は2003年の12位で、昨年は39位に終わった。今年は2時間10分を切るタイムで30位以内を目指す。

 チームを引っ張るのは1区を走り、昨年と一昨年の都大路を経験した高見真拓(まひろ)主将(3年)。寺西康浩監督は「上位集団に食らい付いてほしい」と期待を寄せる。高見主将も「自分が崩れたら順位が上がることはない。20位以内でたすきをつなぎたい」と力を込める。

 上田陽向(ひゅうが)選手(2年)や陶山輝文選手(同)など下級生も調子は上向き。先月24日に岡山市であった記録会で上田選手は5000メートルを15分3秒で、陶山選手は15分8秒で走り、いずれも自己ベストを更新した。上田選手は「早く走りたくてわくわくしている」、陶山選手は「(5区を走った)昨年の経験を生かしたい」と意欲十分だ。

 寺西監督は「選手たちが『やりきった』と思える走りができれば、30位以内が見えてくる」と話す。

女子・平田

都大路へ向けて調整を続ける平田の選手たち=島根県出雲市平田町の同校で、鈴木周撮影

 平田は8年連続10回目の出場。最高成績は2012年の26位で、昨年は最下位だった。今年は1つでも上の順位を目指そうと調整を続けている。鍵を握るのは3回目の都大路を迎える田中愛樹(あんじゅ)主将(3年)。1区を走った昨年は全国大会ならではの速いペースについて行けず、2キロ手前で失速。「今年こそチームに勢いをもたらしたい」と雪辱に燃える。

 平田は先月3日の県予選で、益田東を最終5区で逆転した。今夏は猛暑を避けるため、選手たちは毎朝5時に起きて自主的に練習した。平田仁志監督と多久和政徳コーチは「夏の頑張りがあったから全国への切符を手にした」と声をそろえる。

 県予選後は起伏が激しい京都のコースを想定した練習に力を入れる。同校近くの愛宕山を週2回、6~7キロ走るほか、20段ある校内の階段を1段飛ばしに駆け上がる練習にも取り組む。多久和コーチは「自分のペースを保てるかが鍵。昨年の悔しさを晴らしたい」と本番を見据える。