学法石川、男女そろって出場 男子、上位3位以内狙う 女子、昨年の15位上回る /福島

毎日新聞

 京都・都大路で23日に開催される男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社・日本陸連・全国高体連など主催)に、学法石川が男女そろって出場する。男子は選手層の厚さを武器に、昨年の12位を大きく上回る上位3位内を狙う。女子は過去最高だった昨年の15位を上回ることを目指す。【寺町六花】

練習方法大きく変え

 昨年の大会後、学法石川の男女を率いる松田和宏監督は練習の方向を大きく変えた。これまでは800~1000メートルなどの距離でスピードを磨く練習が中心。だが松田監督は「都大路に調子のピークを持っていく」と考え、1万メートルなどの長距離を走りきる練習を課した。当初は戸惑っていた選手たちも現在は「後半に強くなった」と話し、持久力に自信をつけている。

 <男子>

 学法石川の男子は8年連続10回目の出場。今年のメンバーは5000メートルの平均タイムが14分15秒と、全国トップレベルの速さを誇り、個々の実力が高い。1区を予定する櫛田佳希選手(3年)は今年の全国高校総体(インターハイ)1500メートル決勝に出場、10月の国体5000メートルでは5位の主力。「8キロまで辛抱強く、ラスト2キロでスパートをかけて区間賞を狙う」と力をこめる。2区を走る予定の小指(こざす)卓也選手(同)、4区を走る予定の横田俊吾主将(同)は3度目の都大路。昨年の個人順位は小指選手が8位、横田主将が4位で区間賞の期待も大きい。横田主将は「他の選手より一つ抜き出る、悔いのない走りを」と気合十分だ。3区を予定する松山和希選手(2年)はけがなどで今年春から半年間、満足に練習ができない中、11月の記録会で5000メートルの自己ベストを更新し調子を上げてきた。「留学生が多く出場する区間だけど、負けたくない」と闘志を燃やす。

 <女子>

 学法石川の女子は6年連続6回目の出場で、3000メートルの平均タイムが9分42秒。松田監督は「エースはいないが、チームのまとまりで過去最高だった昨年を上回りたい」と話す。「勝負を決める」と松田監督が重要視する前半では、赤間陽菜選手(2年)が1区を任されそうだ。夏合宿ではトラックで1万メートル、クロスカントリーコースで20キロを走った。「最初は『こんなに走るんだ』と驚いたけれど、持久力がついてきた。10位台でたすきをつなぐ」と意気込む。2区が予想されるのは熊谷萌選手(3年)。県大会では区間賞ながらタイムが伸びず悔しさが残ったが、毎朝の練習で周囲より何周も多く走ってきた。昨年はメンバー入りできなかっただけに「最後の大会にかける思いは強い」。持ち前の粘り強さで初の都大路に挑む。


大会登録選手

 <男子>

横田俊吾(3)

小指卓也(3)

櫛田佳希(3)

宗像聖(3)

大塚稜介(3)

国分駿一(3)

加藤優斗(2)

松山和希(2)

渡辺亮太(2)

吉田陵雅(2)

 <女子>

南條凪沙(3)

井沢真美佳(3)

熊谷萌(3)

湯田真奈美(2)

菅野未来(2)

赤間陽菜(2)

長谷川莉子(1)

大須賀ミウ(2)

 ※カッコ内数字は学年、敬称略