23日号砲 山梨学院、入賞めざせ /山梨

毎日新聞

 男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)が23日、京都市の西京極陸上競技場を発着点に開かれ、県勢は男女とも山梨学院(甲府市)が出場する。都大路を走るのは男女ともに18回目で、男子は8回連続、女子は10回連続となる。昨年の男子11位、女子12位を上回る男女同時入賞を目標に掲げている。【金子昇太】

男子 好調自己ベスト更新

 <7区間、42・195キロ>

 主将の橘田大河選手(3年)や昨年に続いて出場予定の加藤聡太選手(2年)らがチームを引っ張り、8位入賞を目標に掲げる。

 県予選は大差で優勝したが、4月以降、苦難の連続だった。けが人が複数出て、「一時はチームがバラバラになった」と橘田主将は振り返る。チームをまとめるため、3年生が最後の都大路に対する思いを1、2年生に繰り返し伝え、チーム全体で体をケアするための時間を設けた。今は一丸となって練習できているという。

 調子は上向きだ。登録選手のうち7人が今月に入り、5000メートルの自己ベストを10~15秒更新した。特に額賀稜平選手(2年)は約20秒タイムを縮めた。

 7~8月に行った3回の強化合宿の成果が出ていると乗末達也監督は分析しており「今まで蓄えた力を存分に発揮し、都大路を駆け抜けたい」と話す。

 ポイントになりそうなのは中盤の3、4区。いずれも約8キロあり、1区(10キロ)に続く長い区間となっている。長距離に強く、好調な選手を配置するとみられる。

 橘田主将は「支えてくれた方たちの気持ちを忘れず大会に臨みたい」と活躍を誓った。

女子 底上げ進み態勢万全

 <5区間、21・0975キロ>

 3年の小笠原朱里選手、真田ひまり主将、2年生エースの伊藤夢選手が中心メンバーだ。チーム全体の競争も激しくなっており、底上げが進んでいる。

 3年連続で都大路に出場する小笠原選手はチーム内でただ一人、3000メートルで8分台の記録を持っていて、全国上位レベルのランナーだ。「1秒でも後続との差を広げて、たすきをつなげたい」と意気込む。

 真田主将は7、8月に行われた強化合宿を経て、3000メートルの自己ベストを10秒近く更新した。乗末達也監督は「長距離になると最後に疲れが出てきて粘れずにいたが、ラストで踏ん張れるようになった」と評価する。

 練習中の雰囲気も変わってきた。昨年は主に小笠原選手が引っ張っていたが、今年はメンバー全員に責任感を持ってもらおうと先頭を走るランナーを交代制にした。

 けがに泣かされた選手が多かったものの、11月に入って、ほぼ万全に近い状態に仕上がったという。乗末監督は「ほとんどの選手が調子を取り戻している」と自信をみせる。1区から前に出て流れをつくり、勢いをつないで8位入賞を目指す。


女子

 米原千尋選手  (2)   9分47秒

 小笠原朱里選手 (3)   8分54秒

 川下玲奈選手  (2)   9分46秒

 真田ひまり選手 <3>   9分21秒

 鬼頭このみ選手 (1)   9分54秒

 平塚莉珠選手  (2)  10分22秒

 渡辺萌梨選手  (1)   9分51秒

 伊藤夢選手   (2)   9分32秒

男子

 平松幸記選手  (3)  15分 9秒

 安東竜平選手  (3)  14分56秒

 漆畑徳輝選手  (2)  14分47秒

 飯沢千翔選手  (3)  14分 6秒

 加藤聡太選手  (2)  14分35秒

 橘田大河選手  <3>  14分46秒

 志津優騎選手  (2)  15分40秒

 清水陽斗選手  (3)  14分54秒

 額賀稜平選手  (2)  14分58秒

 鈴木優允選手  (3)  15分 9秒


選手名鑑の見方

 氏名、学年(<>は主将)、ベスト記録(男子5000メートル、女子3000メートル)