チーム紹介/上 男子・鳥取城北 悔しさ糧にリベンジ誓う 新チーム、ウオーミングアップ重視 /鳥取

毎日新聞

ランニングをする鳥取城北の選手ら=鳥取市で、阿部絢美撮影

 師走の都大路を駆ける男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)は23日、京都市・西京極総合運動公園陸上競技場を発着点とするコース(男子42.195キロ、女子21.0975キロ)で開かれる。4年連続5回目出場の男子・鳥取城北、2年連続5回目出場の女子・八頭。好タイムを狙う両チームの思いや展望を紹介する。

 「本当にふがいなく、先輩たちに申し訳なかった……」。昨年「花の1区」(男子10キロ)を任された鳥取城北のエース、竹山朝陽(あさひ)選手(3年)は苦い記憶が残る。トップ集団に食らいつこうと力みすぎたのか、スタミナ切れで後半失速。タスキを託し後ろを振り向くと誰もいなかった。チームは前々回から4分近くタイムが遅れ、参加47チーム中46位と不本意な結果に終わった。

 新チームではウオーミングアップを重視。ハムストリング(太もも裏)や広背筋を伸ばしたり、股関節を柔らかくしたり、種類を倍増させた。メンバー外だが努力家の湯栗健太選手(3年)らが中心となり、本や雑誌から学んだ方法を取り入れた。浜橋雅幸選手(2年)は、この1年で5000メートルのベストタイムを1分弱も縮める成長を遂げ、上級生も驚かせた。監督の山崎和麻さん(24)は「昨年の悔しさが日ごろの練習に出ている」と力説する。

 竹山選手も常に1区を念頭に練習を重ね、再び重責を担う。「リベンジを果たしたい」と気合十分だ。次に控える中井啓太選手(3年)は竹山選手と並ぶチームの大黒柱。山崎監督からは「区間賞を狙え」と本気とも冗談ともつかない激励を受けるが「竹山とはライバルでもあり仲間でもある。いい流れを2人でつくりたい」と気を引き締める。

 それ以外にも昨年の都大路を経験した選手が多く、必要以上の気負いはない。今回の目標は2時間10分以内、30位台。下田洸瑠(たける)主将(同)は「今年こそ悔いのない走りを見せ、全員が笑顔でタスキをつなぎたい」。


鳥取城北の登録選手◇

監督 山崎和麻(24)

下田洸瑠<3> 175 54 15.07

藤原拓海(3) 166 50 15.23

竹山朝陽(3) 170 56 14.48

中井啓太(3) 172 57 14.56

村上巧多(3) 168 52 15.36

車井隆太(3) 170 57 15.44

田辺恒大(2) 165 51 15.23

浜橋雅幸(2) 168 51 15.36

林本涼 (2) 171 53 15.14

帰山開智(1) 170 56 15.20


 左から氏名▽学年(<>数字は主将)▽身長センチ▽体重キロ▽今季の5000メートルベストタイム(分・秒)※メンバーは当日変更する可能性もある。