全国高校駅伝/下 記念大会枠・女子 札幌日大 反省点、毎日話し合い チームの方向、一つに /北海道

毎日新聞

 あと少しだったのに--。10月12日の道大会終了後、アンカーの佐藤実生主将(3年)は目に涙を浮かべていた。4区の竹田萌々花選手(2年)、5区の佐藤主将は区間賞で追い上げたが、トップにわずか6秒及ばず。記念大会枠での都大路出場となった。

 新チームとして始動した昨年10月。佐藤主将はその5カ月前にけがをし、練習に参加できない状態で主将を任された。「正直どうすればいいのだろうと思っていた」。仲が悪いわけではないが、学年ごとにかたまって、一つのチームになっているとは思えなかった。

 12月1日の記録会で3000メートル9分51秒の自己新記録をたたき出し、チームを引っ張る存在の二階堂夏心選手(2年)は「実生先輩が復帰してチームは変わった」という。今年6月に練習を再開した佐藤主将が言った「チームとしてがんばろう」という一言で意識が変わった。8月の室蘭合宿では、毎日ミーティングをして反省点を徹底的に話し合い、チームとしての方向が一つになっていった。

 北広島市虹ケ丘にある札幌日大の周辺は野幌森林公園などがあり、アップダウンが多い。日ごろからそうした学校の周りを走る選手たちは、都大路のように起伏があるコースを得意としている。佐藤主将は「まだまだ記録は伸びるはず。皆が全力を出し切れるレースにしたい」と力を込めた。【土谷純一】


登録メンバー◇

 (3年ぶり3回目)

監督 工藤裕行

佐藤実生(3)  10分 4秒

大畑実桜里(2) 10分10秒

高橋ななみ(2) 10分40秒

竹田萌々花(2) 10分21秒

二階堂夏心(2)  9分59秒

野戸愛織(2)  10分13秒

井出宥菜(1)  10分29秒

佐々木冴佳(1) 10分30秒

 ※カッコ内数字は学年。タイムは3000メートルの今年11月までのベスト記録


道勢女子・過去10年の全国大会記録◇

   年 出場校  順位  タイム

2008 札幌静修 50位 1時間14分08秒

  〃  室蘭大谷 57位 1時間16分43秒

  09 札幌静修 35位 1時間13分52秒

  10 札幌静修 31位 1時間13分06秒

  11 札幌静修 32位 1時間12分46秒

  12 旭川龍谷 27位 1時間12分07秒

  13 旭川龍谷 31位 1時間11分50秒

  〃  札幌日大 41位 1時間12分43秒

  14 旭川龍谷 19位 1時間10分58秒

  15 札幌日大 31位 1時間11分10秒

  〃  旭川龍谷 46位 1時間12分46秒

  16 旭川龍谷 20位 1時間10分38秒

  17 旭川龍谷 22位 1時間10分23秒

 ※08、13、15年は記念大会で2校出場

道勢男子・過去10年の全国大会記録◇

   年 出場校   順位  タイム

2008 札幌山の手 29位 2時間09分46秒

  09 室蘭大谷  41位 2時間10分24秒

  〃  札幌山の手 55位 2時間14分06秒

  10 室蘭大谷  47位 2時間16分07秒

  11 札幌山の手 29位 2時間09分27秒

  12 大谷室蘭  25位 2時間09分01秒

  13 札幌山の手 20位 2時間07分12秒

  14 札幌山の手 18位 2時間06分53秒

  〃  北海道栄  49位 2時間11分50秒

  15 札幌山の手 30位 2時間07分38秒

  〃  北海道栄  42位 2時間09分25秒

  16 札幌山の手 17位 2時間07分13秒

  17 札幌山の手  7位 2時間05分25秒

 ※09、14、15年は記念大会で2校出場