仙台育英、男女優勝目指す 都大路であす号砲 加藤雄彦校長「育英魂」発揮に期待 /宮城

毎日新聞

 仙台育英は年末年始にかけて、駅伝のほか、ラグビーとサッカーの全国大会に出場する。今年は国際高校生選抜書展でも全国優勝を果たした。同校の加藤雄彦校長に話を聞いた。

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 これまで多くの書道展で優秀な成績を残してきた文化会書道部ですが、国際高校生選抜書展で4年連続東北地区優勝、そして今年、ついに初の全国優勝という栄冠を手にしました。

 己自身と真摯(しんし)に向きあい、情熱を筆墨に込めた生徒諸君の日々の精進と、それを支えた先生方の熱心な取り組みに、心からの拍手を贈ります。

 昨年末、女子優勝、男子第3位と、全国に強烈な印象を与えた陸上競技部駅伝チームは、今年もそろって都大路を駆け抜けます。前年の成績に驕(おご)ることなく、王者の自信と挑戦者の気持ちを併せもって、育英魂を発揮してくれることを信じます。

 県内では向かうところ敵なしのラグビー部は、23年連続で全国大会に駒を進めました。今回は、これまで立ち向かってははね返されてきた花園の厚い壁を打ち破るべく、貪欲に、大胆に、一つでも上を目指してほしいと思っています。

 男子サッカー部は、昨年に引き続き、第97回全国高等学校サッカー選手権宮城県大会を制しました。「逆転の育英」を地で行くような結末は記憶に新しいところです。全国大会でもあの日の勢いと感激を忘れずに、悔いのないゲームができるよう期待しています。

 戊辰戦争から150年の節目を迎えました。日々の鍛錬と切磋琢磨(せっさたくま)の成果をみちのくの地から発信し、全国に広く知らしめる絶好の機会とも言えるでしょう。昨年の女子駅伝チーム、今年の書道部はそれを見事に果たしました。これから全国に挑む諸君も、後に続いて新たな歴史を築くという気概をもち、歴史の節目が仙台育英学園飛躍の節目となるよう、全力を尽くしてほしいものです。健闘を祈ります。