全国高校駅伝/下 光ケ丘女子 2年連続2回目 2エース軸に入賞を レギュラー争奪へ刺激 /愛知

毎日新聞

 11月の県大会で豊川に敗れたものの、東海大会で優勝を果たし、2年連続2回目の京都・都大路の切符をつかんだ。1年生からレギュラーとしてチームを引っ張ってきた2人のエースを中心に初の入賞を目指す。

 「高校駅伝は前半が勝負。最初にいかに勢いに乗れるかだ」。こう話す杉戸忠治コーチが、県大会、東海大会で1区、2区に選んだのは藤中佑美選手(3年)と山本有真主将(同)だ。

 2人は1年生からメンバーとして県大会を走ってきた。藤中選手は今年の東海大会1区(6キロ)を18分56秒で走り大会区間記録を更新。3000メートルの自己ベストも9分8秒と全国トップクラスの実力だ。山本主将はスピードが武器で、昨年は800メートルでインターハイに出場した。

 藤中選手は「1区で差をつけてチームに流れを呼び込みたい」と意気込む。山本主将は「2度目の都大路になるので、力を出し切り後ろにつなげたい」と本番に向け準備に余念がない。2人の存在は他の選手たちへの刺激となっている。稲吉椿選手(3年)は「2人が引っ張ってくれるから、自分もついて行かなきゃと頑張れる」と語る。

 一方、残り三つの区間のランナーの座をかけた競争が激化している。メンバーが確定していた昨年に比べ、けがの影響や実力が拮抗(きっこう)していることからレギュラーメンバーは固定されていない。浅野智尋選手(2年)は「走れるチャンスがあると思うと、やる気も責任感も生まれる。下級生も昨年以上に練習に力が入っている」。

 2人のエースを中心に、それぞれが切磋琢磨(せっさたくま)してきた。都大路でその力がかみ合えば、初の入賞も夢ではない。(この連載は高井瞳が担当しました)


県大会記録 1時間9分55秒

監督 大沼広吉(62)

稲吉椿(3)  10分13秒

山本有真<3>  9分25秒

藤中佑美(3)  9分 8秒

浅野智尋(2)  9分55秒

兼原遥花(2) 10分40秒

森下咲良里(2)10分30秒

松下実波(2) 10分55秒

坂牧紗衣(1) 10分20秒

 ※カッコ内数字は学年。< >抜きは主将。記録は今年度の3000メートルのベスト記録。