女子 悔いない走りへ決意 /宮崎

毎日新聞

 男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)は23日、京都市の西京極陸上競技場を発着点に開催される。師走の都大路を疾走する熊本、宮崎、鹿児島3県の代表校を男女2回に分けて紹介する。女子は記念大会のため、九州高校駅伝で上位に入った樟南(鹿児島)も出場する。

千原台(熊本)

 5年ぶり19回目の都大路出場を決めた千原台は、女子陸上部員13人中8人が塚本大介監督の自宅で共同生活を送る。寝食を共にしながら育まれた強い結束力がチームの誇りだ。

 「私生活を整えることで精神的な強さが身につく」と塚本監督。監督の妻で看護師の陽子さんが1日3食を用意し、夫婦で献身的に選手をサポートする。

 昨年と同じメンバーで挑んだ今年の県大会では総合タイムを2分も縮め、都大路への切符を手にした。藤村光紀(みづき)主将(2年)は「悔いのない走りで15位以内を目指したい」と意気込む。【城島勇人】

宮崎日大(宮崎)

 5年連続6回目の出場となる宮崎日大は昨年のメンバー6人が残り、うち5人が都大路の経験者。昨年のタイム更新が目標だ。

 昨年の反省から残り約1キロのペースを上げるなど粘りを意識してきた。7月には強豪の筑紫女学園(福岡市)と合同合宿。全国を意識した強化を図った。

 県大会ではエースの野崎光選手(3年)がけがで出場できなかったが、黒木章監督は「チームのレベルが底上げされた」と自信を示す。田崎優理主将(3年)は「1秒1秒大事にして走りたい」と全国の舞台を心待ちにする。【田崎春菜】

神村学園(鹿児島)

 3年連続25回目の出場で、一昨年3位、昨年8位の神村学園の目標は悲願の初優勝。今年は1年生が多く入部し、部員は15人。7人だった昨年と比べ「同じレベルの部員が多く、競い合う中でタイムも速くなってきた」(平田歩弓主将)。

 有川哲蔵監督は、専門外の4×400メートルリレーに選手を出場させたり、学校近くの坂を使ったり、練習を工夫してきた。注目はインターハイで1500メートル2位のエース、カマウ・タビタ選手(3年)、同種目8位入賞の平田主将(3年)、九州高校駅伝4区で区間賞をとった中須瑠菜選手(1年)。【林壮一郎】

樟南(鹿児島)

 3年ぶり3度目の出場となる樟南は8位入賞を目指す。週休2日で練習時間も朝練を除き1時間半ほど。休みはリラックスしつつ「自主性」をモットーに質の高い練習を誇る。週2回のフリージョグは、距離やペースは個人に任されているが「他の選手が早いペースで走っていたりすると負けたくないので競り合う」と選手同士で高め合っている。

 注目は夏以降、タイムを伸ばした古川結美選手(2年)のほか、3年連続で県大会に出場した原田まつり(3年)、中3時に3000メートル全国2位となった妹まりん(1年)両選手。【林壮一郎】