きょう号砲 青森山田、快走誓う /青森

毎日新聞

 師走の都大路を駆ける男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)が23日、京都市の西京極陸上競技場を発着点に開かれる。男女そろって出場する県勢の青森山田の選手らは22日、同市のハンナリーズアリーナ(京都市体育館)で開会式に臨んだ。

 青森山田は男子が3大会連続24回目、女子が26大会連続26回目の出場となる。男子の田沢廉主将(3年)は「チームが流れに乗れるよう、区間賞の走りでたすきをつなぐ」。女子の福村来夢主将(3年)も「みんなの気持ちを背負い、悔いのないように走りたい」と意気込んだ。

 選手たちは18日に京都入り。本番のコースの下見を兼ねてジョギングするなど、最終調整してきた。【岩崎歩】

 ◆男子

「食らいついて粘る」

 「今年は昨年に比べレベルが高い。入賞(8位以内)を十分に狙える」。河野仁志監督はそう太鼓判を押す。

 今夏は3回の合宿でスタミナ強化に取り組んだ。30キロを繰り返し走り込み、メンバー全員が長距離への耐性を高めてきた。

 注目は3年連続で1区を任されるエースの田沢廉主将(3年)。「どんなレースでも必ず上位で戻ってくる」(河野監督)という安定感ある走りで、区間賞に期待がかかる。

 昨年は中盤から順位を落とし21位だった青森山田。河野監督が昨年との違いを強調するのは4区以降だ。4区の青木洸生選手(1年)、7区の田高永輝選手(2年)は日体大長距離競技会(5000メートル)で自己ベストを更新。初出場の青木選手は「食らいついて順位を落とさずに粘りたい」と話した。【岩崎歩】

 ◆女子

「良い流れ作りたい」

 昨年は28位と悔しい結果だったが、今年は期待の選手がメンバー入り。大島健治監督は「個々が力を発揮してくれれば、良いレースができる」と話す。

 今夏2回にわたって行った計10日間の合宿では、片道1000メートルの坂道の上り下りを繰り返し、30キロの走り込みも実施。都大路に照準を合わせ、スタミナ強化を図ってきた。

 急成長したのが、初出場で1区を任される布施日女花選手(2年)。練習では設定タイムよりあえてペースを上げるなど自分を追い込んだ。「上位でたすきをつないで良い流れを作りたい」と話す。

 昨年の大会を経験した5区の福村来夢主将(3年)と2区のエリザベス・ジェリー選手(2年)も主力。エリザベス選手は「今年こそ2区で1位を取る」と意気込み十分だ。【岩崎歩】