男子 自分たちの走りを /熊本

毎日新聞

 いよいよ号砲--男子第69回、女子第30回全国高校駅伝(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)は23日、京都市の西京極陸上競技場を発着点に開催される。22日には同市のハンナリーズアリーナで開会式があり、出場校は闘志を新たにした。女子(22日掲載)に続いて熊本、宮崎、鹿児島3県の男子代表校を紹介する。

九州学院(熊本)

 15年連続38回目の出場と都大路常連校の一角を占める九州学院。昨年は9位で3年連続の入賞を逃し、リベンジを狙う。

 高校総体5000メートルで日本人トップの5位に入ったエース・井川龍人選手(3年)ら昨年を経験した4人に加え、1年生ながら県大会でアンカーを快走した鶴川正也選手(1年)ら新たな戦力も台頭した。

 チームの都大路での過去最高記録は2時間3分6秒。禿雄進(かむろゆうしん)監督(60)は「優勝が狙えるチャンスの年」と期待する。井川主将も「前半で良い流れを作り、日本一を目指す」と誓う。【城島勇人】

宮崎日大(宮崎)

 創部8年目にして初の都大路出場を決めた宮崎日大男子駅伝部。昨年まで20年連続56回出場した伝統校、小林に県予選で1分以上の差をつけた。

 「うちにスター選手はいない」(藤井周一監督)ものの、どうすれば打倒小林を果たせるのか、部員一人一人が徹底して考え、走力をアップした。

 8月のインターハイに出場した荒木勇人選手(3年)がチームを引っ張る。佐藤奨之進(しょうのしん)主将(3年)は「初の大舞台。自分たちの走りに集中して力を出し切る」と意気込む。チームスローガンの「積極果敢」に8位入賞を目指す。【田崎春菜】

鹿児島城西(鹿児島)

 悲願の初出場を果たした鹿児島城西の目標は8位入賞だ。

 県大会を走ったメンバーは全員、高校入学後に陸上を始めた。入学後半年は走る量を制限して体幹トレーニングを徹底する高田敏寛監督の指導法で花開いた。高田監督自身も高2で陸上を始め、専門的なメニューを取り入れた大学時代に記録を伸ばしたといい、経験が浅い選手の力を伸ばすことにたけている。

 全国高校陸上選抜2000メートル障害3位の漆畑瑠人(りゅうと)選手(3年)、5000メートルの自己ベストが14分30秒を切る安川元気(3年)、有村祐亮(3年)両選手に期待。【林壮一郎】