白球追う息子2人に刺激 夢はかなう、V奪還誓う 大阪薫英女学院・安田監督

毎日新聞

開会式を前に選手と言葉を交わす大阪薫英女学院の安田功監督=京都市右京区の西京極総合運動公園で2018年12月22日、山崎征克撮影

 京都市で23日に開かれる全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)で、2年ぶりの優勝がかかる大阪薫英女学院。安田功監督(57)は、今年の社会人野球日本選手権で初優勝を果たした三菱重工名古屋の主将・亮太さん(31)と、昨年のプロ野球・ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから1位指名されて入団した尚憲さん(19)の父親だ。「息子たちの活躍には、いつも刺激を受けている」といい、挑戦者として大会に臨む。

 長男亮太さんは明治大を経て、2010年に三菱重工名古屋に入社。安田監督は先月12日の日本選手権決勝をテレビで観戦した。「必ず社会人野球で日本一になるから」。入社以来、帰省する度に口にしていた言葉を思い出した。諦めずにやり続ければ夢はかなうのだと、長男の生きざまから教わった。

 一方、次男尚憲さんは履正社高(大阪)で通算65本塁打を放ち、ロッテに入団。注目され、重圧がかかる中で結果を残してきた姿に、父は「あの精神力には目を見張るものがある。指導者としても見習うべきだと感じている」と明かす。

 亮太さんは「選手の自主性を重んじ、チームとして結果を出してきた父を尊敬している。今年も上位を目指して頑張ってほしい」とエールを送る。

 「今年はチャレンジャー」。開会式が開かれた22日、安田監督はこう語り、「やれるだけのことはやってきた」と言い切った。息子たちの活躍を追い風に、都大路に挑む。【加藤佑輔、山崎征克】