高校駅伝熊本大会 男子・開新、50年ぶり5回目V 女子・千原台、2年連続18回目V /熊本

毎日新聞

両手を挙げて喜ぶ開新・持田選手

 全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)への切符を懸けた熊本県高校駅伝競争大会が26日、熊本市東区の県民総合運動公園陸上競技場「えがお健康スタジアム」を発着点に開かれた。男子(7区間、42・195キロ)は40校が出場し、開新が2時間5分50秒で50年ぶり5回目の優勝を果たした。23校で競った女子(5区間、21・0975キロ)は、千原台が1時間11分6秒で2年連続18回目の優勝を決めた。

 両校は12月22日に京都・都大路で開催される全国大会に県代表として出場する。男女の上位3校は、来月16日に大分県で開かれる九州大会にも出場する。また、男子は全国大会が第70回記念大会に当たるため、南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)の各県大会で2、3位となった計8校のうち、九州大会の最上位校も全国大会に出場できる。【栗栖由喜、城島勇人】

男子

 開新が、14連覇中の強豪・九州学院との激闘を制し、半世紀ぶりの快挙を成し遂げた。

 開新は1区で4位と出遅れたが、2区の冨田幸音(しおん)選手(2年)が区間新記録に迫る力走で2位に浮上。3区でも野田崇央(たけちか)選手(2年)が九州学院のエース相手に粘り強い走りを見せ、その差を徐々に縮めていく。12秒差を追いかける形で迎えた最終7区。「得意な上り坂で勝負する」と宣言していたアンカー、持田竜汰(りゅうた)選手(3年)が残り2キロ付近で一気に抜き去り、大歓声に沸く競技場へ。苦しい表情を浮かべながらも区間新の力強い走りでゴールし、新たな歴史を切り開いた。


上位成績◇

(1)開新    2時間5分50秒

(内田征冶、冨田幸音、野田崇央、園木大斗、田尻幸士朗、麓逸希、持田竜汰)

(2)九州学院  2時間6分9秒

(3)熊本工   2時間9分45秒

(4)千原台(5)熊本国府(6)慶誠(7)八代東(8)宇土(9)球磨工(10)小川工

区間賞◇

1区10キロ     入田優希(九州学院3年)30分23秒

2区3キロ      冨田幸音(開新2年)   8分29秒

3区8.1075キロ 鶴川正也(九州学院2年)23分33秒

4区8.0875キロ 園木大斗(開新3年)  24分27秒

5区3キロ      山内大地(九州学院3年) 8分27秒

6区5キロ      麓逸希(開新3年)   14分33秒

7区5キロ      持田竜汰(開新3年)  14分32秒※7区は区間新


女子

笑顔でフィニッシュする千原台・新垣選手

 千原台は昨年の都大路を経験した3年生3人で1~3区を固め、粘る有明を振り切り連覇を達成した。

 1区で先頭に立った千原台は、2区の藤原花音選手(3年)が有明に2度追いつかれ、一時はトップを譲った。それでも藤原選手は「心が折れそうになったが、3年間やってきた意地があった」と抜き返し、タスキをつないだ。3区以降はいずれも昨年を上回るペースで独走。後続との差を1分17秒に広げてフィニッシュしたアンカーの新垣聖那選手(2年)は「1位でタスキをもらい安心して走れた」と笑顔で振り返った。

上位成績◇

(1)千原台  1時間11分6秒

(栗原泉、藤原花音、藤村光紀、山下彩菜、新垣聖那)

(2)有明   1時間12分23秒

(3)熊本信愛 1時間13分13秒

(4)ルーテル学院(5)東海大熊本星翔(6)文徳(7)開新(8)尚絅(9)済々黌(10)熊本工

区間賞◇

1区6キロ      栗原泉 (千原台3年) 19分25秒

2区4.0975キロ 塚田千尋(熊本信愛3年)14分21秒

3区3キロ      藤村光紀(千原台3年) 10分15秒

4区3キロ      山下彩菜(千原台1年)  9分36秒

5区5キロ      新垣聖那(千原台2年) 17分 4秒