県予選 男子、東農大二が圧倒 女子、常磐が連続優勝 /群馬

毎日新聞

2年ぶりの優勝となるゴールを決めた東農大二・北村勇貴選手(2年)=群馬県伊勢崎市の伊勢崎市陸上競技場で
伝統のポーズでフィニッシュする常磐・菊池杏梨選手=群馬県伊勢崎市の伊勢崎市陸上競技場で

 男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会県予選(県高体連、毎日新聞社など主催)が27日、伊勢崎市内で開かれた。男子(7区間42・195キロ)は、東農大二が2時間5分59秒の県大会新記録で、2年ぶり28回目の優勝。女子(5区間21・0975キロ)は、常磐が1時間10分52秒で、2年連続19回目の都大路行きを決めた。両校は12月22日に京都市で開かれる全国大会に出場する。【神内亜実、西銘研志郎】

大会新記録

 東農大二は2区以降すべての区間を1位で走り抜け、大会新記録で2年ぶりの優勝を果たした。

 1区の石田洸介(2年)が「流れを作る走りをしたかった」と1位と10秒差の粘りの走りつなげると、2区の小林政澄(3年)が先頭の樹徳を追い上げ、残り1キロ地点でスパートをかけ逆転に成功。3区の宗像直輝主将(3年)も「1位でたすきをもらえるのは分かっていたので自分の目標タイムで走ることを意識した」と2位との差をさらに拡張。東農大二は力を緩めることなく最終7区の北村勇貴(2年)までつなげた。北村は最後までペースを落とさずゴール。「昨年もアンカーだったが、17秒差をつけられての2位だったので、今年は圧倒的な差で勝ちたかった」と話した。

 2年ぶりの優勝に城戸口直樹監督は「チームは昨年の『17秒差』を忘れずに練習してきた。最後は選手を信じていた」と選手たちの健闘をたたえていた。

伝統ポーズ

 「全国大会10度目の入賞」を目指す常磐が、2位に55秒差で、2年連続の優勝を果たした。

 1区の星野輝麗(るる)(2年)は「相手がどう出ても、自分のレースプランで走ろう」と、10秒差で迫る健大高崎をしのぎ続け、1位で2区の松崎愛(めぐ)(3年)へ。松崎は「星野が1位で来ると信じていた」と笑顔でたすきを受け取り、首位を守る。3区の林亜美(3年)は、チーム一のスピード感と全国経験を生かし、後半へ流れをつなげた。

 初出場で緊張したという4区の細谷瑠衣南(2年)は沿道の声援を聞いて、「先輩のネバーギブアップの言葉を思い出した」と首位のまま5区へ。アンカーの菊池杏梨(2年)は最後まで気を抜かず、伝統のポーズでゴールテープを切った。高木雅一監督は「総合タイムに課題は残るが、昨年よりも力があるチーム。全国では10度目の入賞を目指したい」と話した。


 ◆区間賞

男子

1区 北村光(樹徳)

2区 小林政澄(東農大二)

3区 宗像直輝(東農大二)

4区 伊井修司(東農大二)

5区 永島陽介(東農大二)

6区 根岸賢(東農大二)

7区 北村勇貴(東農大二)

女子

1区 星野輝麗(常磐)

2区 松崎愛(常磐)

3区 林亜美(常磐)

4区 岡村美桜暖(健大高崎)

5区 菊池杏梨(常磐)

   増田優菜(健大高崎)