鹿児島大会 男子 鹿児島実 2年ぶり50回目王座/女子 神村学園 4年連続26回目栄冠 /鹿児島

毎日新聞

2笑顔でフィニッシュする鹿児島実・平八重選手

 全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)への切符を懸けた鹿児島県高校駅伝競走大会が31日、同県指宿市の市営陸上競技場を発着点に開かれた。男子(7区間、42・195キロ)は27校26チームが出場し、昨年の大会で21年ぶりに敗れた鹿児島実が2時間7分32秒で2年ぶり50回目の王座に返り咲いた。18校17チームが出場した女子(5区間、21・0975キロ)は昨年全国優勝の神村学園が大会新記録の1時間6分32秒で4年連続26回目の栄冠に輝いた。

 両校は12月22日に京都・都大路である全国大会に出場する。男女の上位3校は今月16日に大分県である九州大会にも出場する。男子は全国大会が第70回の記念大会に当たるため南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)各県大会の2、3位計8校の中から九州大会で最上位になった学校も全国大会に出場できる。【林壮一郎】

 ◆男子

鹿児島実 2年ぶり50回目王座 昨年の雪辱を果たす

 鹿児島実が2位に終わり21連覇を逃した昨年の雪辱を果たした。

 序盤は樟南を追う展開だったが、レース前に「どんな順位で来ても2人で絶対トップに立とうな」と約束していた3区の神薗竜馬主将と4区の和田渉夢(あゆむ)選手の3年生2人が共に区間賞の走りで樟南をかわしトップに。「積極的な走りを心がけた」という6区の愛甲翼選手(3年)も区間賞の走りで差を広げた。

 昨年の悔しさを知る3年生トリオの力走で優勝旗を奪還した鹿児島実が伝統校の強さを見せつけた。

上位成績◇

(1)鹿児島実 2時間7分32秒

(徳丸寛太、菱沼大晟、神薗竜馬、和田渉夢、安藤風羽、愛甲翼、平八重充希)

(2)樟南   2時間8分24秒

(3)鹿児島工 2時間8分41秒

(4)鹿児島城西(5)鶴翔(6)国分中央(7)鹿児島(8)出水中央(9)鹿児島商(10)鳳凰

区間賞◇

1区10キロ    山内健登(樟南3年)    29分50秒

2区3キロ     須山向陽(鹿児島城西1年)  8分36秒

3区8.107キロ 神薗竜馬(鹿児島実3年)  24分30秒

4区8.088キロ 和田渉夢(鹿児島実3年)  25分 4秒

5区3キロ     倉村空(樟南1年)      8分38秒

6区5キロ     愛甲翼(鹿児島実3年)   15分 5秒

7区5キロ     中島琢登(鹿児島工2年)  14分53秒

 ◆女子

神村学園 4年連続26回目栄冠 全区区間賞で大会新

人さし指を空に向けてフィニッシュする神村学園・中須選手

 昨年の都大路を制した神村学園が、2年前に自ら出した大会記録を1分28秒も縮める貫禄の走りで圧勝した。

 不安要素もあった。2区のバイレ・シンシア選手(2年)が大会前に右足を痛めていた。「故障明けでも安心して走れるように」。その一心だったという1区の木之下沙椰選手(同)は4キロ付近で先頭に立つと、2位に28秒差を付け、たすきをつないだ。思いを受け取ったバイレ選手、3区・黒川円佳選手(同)、4区・鳥居華選手(同)も3人連続の区間新記録の走りで奮闘。独走状態でフィニッシュした前回王者が2連覇に向け、最高のスタートを切った。

上位成績◇

(1)神村学園  1時間6分32秒

(木之下沙椰、バイレ・シンシア、黒川円佳、鳥居華、中須瑠菜)

(2)樟南    1時間12分7秒

(3)鹿児島女子 1時間12分17秒

(4)国分中央(5)出水中央(6)鳳凰(7)鹿児島(8)甲南(9)奄美(10)川内商工

 ※神村学園は大会新

区間賞◇

1区6キロ      木之下沙椰(神村学園2年)    19分40秒

2区4.0975キロ バイレ・シンシア(神村学園2年) 12分32秒

3区3キロ      黒川円佳(神村学園2年)      9分17秒

4区3キロ      鳥居華(神村学園2年)       9分16秒

5区5キロ      中須瑠菜(神村学園2年)     15分47秒

 ※2、3、4区は区間新