県予選 都大路かけ、あす号砲 男子、高岡向陵と富山商が中心 女子、富山商を高岡商が追う /富山

毎日新聞

 京都市で12月22日に開かれる男子第70回・女子第31回全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)の県予選(県高体連、富山陸協主催、県教委など共催、毎日新聞社後援)が11月3日、黒部市堀切の市総合公園を発着する同市駅伝コースである。各校が都大路を目指し、タスキをつなぐ。【高良駿輔】

 今年は男子が昨年より1チーム少ない13チーム、女子も1チーム少ない9チーム(入善、桜井、魚津、新川の4校合同と、富山、福野の2校合同を含む)がエントリー。レースは女子が午前10時、男子は正午にスタートする。男子は7区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロで、全区間が折り返してスタート地点の同公園に戻るコース。

 男女とも優勝チームが全国大会に、上位3チームは11月24日に長野県で行われる北信越大会に出場する。

 県予選当日は男子第43回、女子第36回県クラブ対抗駅伝競技会も同時開催される。

男子 高岡向陵と富山商が中心

 3連覇を狙う高岡向陵と、王座奪還を目指す強豪・富山商が優勝争いの中心になりそうだ。

 高岡向陵は、いずれも5000メートル14分台の竹中博駿、稲塚大祐、松田青空(せら)の2年生3選手がチームを引っ張る。昨年の優勝タイムの2時間13分19秒を上回る、2時間12分台を目標に設定した。菊永祐二監督は「長距離区間である、1、3、4区でどれだけ自分たちの力が出せるかがポイントだ」と話す。

 対する富山商も、3年生の土井拓実、水上直人ら3選手が5000メートル14分台。昨年の2時間15分25秒を上回ることを目標にしている。2016年を最後に優勝から遠ざかっており、現部員は都大路を経験していない。山本正樹監督は「練習でやってきたことを発揮し、力を出し切りたい」と意気込みを語った。

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 【参加校】(1)桜井(2)新川(3)富山中部(4)富山商(5)龍谷富山(6)富山第一(7)高岡(8)高岡商(9)高岡第一(10)氷見(11)高岡向陵(12)砺波(13)福野

女子 富山商を高岡商が追う

 27連覇中の富山商と、勢いのある高岡商の争いに注目が集まる。

 富山商は、現在の3年生のメンバーで2017、18年の2大会連続で新記録を更新。だが、昨年2区の根塚みのり選手(3年)が1月、左足のつま先を疲労骨折。これを乗り越え、今回も主力となる3年生の5選手全員が3000メートル9分台をたたき出した。山本正樹監督は「3年間チームを引っ張ってきた3年生メンバーの集大成なので、いい結果を出したい」と話す。

 一方、高岡商は昨年の県予選経験者が力を付けた。2年生エースの藤田彩未選手は3000メートル9分台。「打倒・富山商」に闘志を燃やす山本佳奈選手(3年)も同10分台と続く。川淵哲也監督は目標タイムを1時間15分とし「確実に成長しているのでいい結果が出ると思う。富山商を追いかけていいレースをしたい」と意気込んだ。

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 【参加校】(1)水橋(2)富山中部(3)富山商(4)八尾(5)高岡(6)高岡商(7)高岡第一(8)入善、桜井、魚津、新川合同(9)富山、福野合同