県予選 男子、佐久長聖V22 女子、長野東はV13 /長野

毎日新聞

22連覇を決めた佐久長聖のアンカー伊藤大志選手=長野県大町市の市運動公園陸上競技場で
指でVサインしながらトップでゴールテープを切る長野東のアンカー和田帆香選手=長野県大町市の市運動公園陸上競技場で

 男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会の県予選(県高体連など主催、毎日新聞長野支局など共催)が3日、大町市運動公園陸上競技場を発着点に開かれ、男子(7区間42・195キロ)は21校、女子(5区間21・0975キロ)は18校が出場。男子は昨年全国5位だった佐久長聖が1区から独走して22年連続22回目の優勝。女子は昨年2年連続全国準優勝を果たした長野東が13年連続13回目の優勝を果たした。ともに区間賞を独占。佐久長聖は歴代2位の好記録をたたき出し4区で区間新をマークした。両校は12月22日に京都市で開かれる全国大会に出場する。また男女とも上位3校は24日に大町市で開かれる北信越大会に出場。今年は男子が第70回記念大会のため、各県代表を除く最上位校が北信越地区代表として都大路に出場する。【ガン・クリスティーナ】

歴代2位の好記録

 佐久長聖は1区から終始安定した走りで独走し2時間5分17秒でゴール。目標だった2時間5分は切れなかったが、2位以下に10分以上の大差を付け、全国トップレベルの強豪の力を見せつけた。

 1区の鈴木芽吹主将(3年)は過去2回の故障を感じさせない順調な滑り出し。10キロの距離は走ったことはなかったが「走っている感覚や天候の状況でペースを判断して、前半は予定通りの走りができた」と振り返りつつ「ラスト3キロでペースが落ちたので、全国までにもっといい走りができるようにしたい」と都大路を見据えた。

 4区の宇津野篤選手(3年)は目標だった24分45秒を大きく上回る23分54秒の快走で今大会唯一の区間新をマーク。粘れるか不安だった折り返し後の上りも「気持ちを切らずに走ることができた」。「うまく走れなかった」昨年の都大路では悔しい思いをしたが、今年は「しっかり役目を果たすことができた」と満足げだった。

2位に大差の快走

 長野東は、昨年作ったコース記録は更新できなかったものの、2位に4分45秒の大差を付ける快走だった。

 「花の1区」を担ったのは昨年の都大路でも走った高松いずみ選手(3年)。「6キロはしっかり走れたが、ラストはゆとりを持てず、力を出し切れなかった」と反省したが、序盤は競り合った長野日大の高野美穂選手(2年)を徐々に引き離し、48秒のリードでたすきをつないだ。「今までやってきたことを固めたい」と意気込む。

 2区の高木更紗選手(3年)は「力と経験不足が響いた。一人で走る力がまだない」と悔しさをにじませたが、長野日大との差を1分47秒まで広げた。「後半を気にしすぎて前半のペースを抑えてしまった。前半でペースを上げても後半もしっかり走れるように、練習で走り込みたい」と決意を新たにする。

 玉城良二監督は「プレッシャーの中、一人で走る難しさはある。これから経験を積めば、また伸びると思う」と期待していた。