22日号砲 仙台育英、男女優勝を 男子、3年生コンビがけん引 女子、日本人選手のみで挑戦 /宮城

毎日新聞

練習に励む仙台育英の女子選手たち=仙台市宮城野区の弘進ゴムアスリートパーク仙台で
練習に励む仙台育英の男子選手たち=仙台市宮城野区の弘進ゴムアスリートパーク仙台で

 男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸連、全国高体連など主催)が22日、京都市の西京極総合運動公園陸上競技場を発着点に開催され、今年も仙台育英が男女ともに県代表として出場する。6年連続30回目出場の男子は、2時間2分46秒と全国の予選タイムトップで大会に駒を進めた。28年連続28回目出場の女子も1時間7分38秒と、昨年優勝の神村学園(鹿児島)に続く予選タイム2位で、男女ともに優勝候補に名前が挙がる。【藤田花】

 女子は、エース・木村梨七主将(3年)を筆頭に、小海遥選手(2年)や清水萌選手(3年)など昨年からのレギュラー陣と、昨年の全日本中学校陸上競技選手権(全中)1500メートル優勝の米沢奈々香選手(1年)や、釜石慶太監督が「一番の成長株」と期待を寄せる山中菜摘選手(1年)ら新人が力を合わせ、2年ぶり4度目の優勝を目指す。

 ケニア人留学生エスタ・ムソニ選手(3年)の故障のため、日本人選手だけで挑んだ県予選だったが、2年前の優勝時の予選タイムまで8秒に迫る好記録。それでも予選タイム全国1位の神村学園とは1分6秒の差がある。チーム初となる日本人選手のみでの全国大会への挑戦に、釜石監督は「簡単に神村学園には連覇をさせたくない」と闘志を燃やし、「1年から3年まで各学年の力を合わせて優勝を目指す」と力を込める。

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 12年ぶり8度目の優勝を狙う男子は、1年から続けてレギュラーの吉居大和選手と喜早(きそう)駿介選手の3年生コンビがチームをリードする。

 8月の全国高校総体5000メートルで3位(日本人1位)の記録を持つ吉居選手は、昨年の大会で最長区間の1区を任されたが、右膝の故障の影響で42位でたすきをつなぐ結果となった。「昨年は悔しい結果になったが、今年こそは優勝できるように良い状態で練習できている」と再起を誓い、万全の体制で全国の舞台に臨む。

 2年連続で県予選1区を任された喜早選手は「きつい場面でも粘れる」という強みを生かして、昨年の自身の記録を1分23秒縮め区間新をマーク。「昨年は大和に責任を負わせてしまった。今年は『全員駅伝』で優勝を狙う」と意気込む。

 チームは県予選の5区間で区間新を記録。昨年の全中1500メートルを制した吉居選手の弟・駿恭選手(1年)なども加わり、ますます選手層が厚くなった。菊地駿介主将(3年)は「気を引き締めて、常に挑戦する気持ちでまとまりをもってやっていく」と力を込める。


男子メンバー

監督 真名子圭

菊地駿介<3> 14分18秒

喜早駿介(3) 14分21秒

三浦剛(3) 14分27秒

吉居大和(3) 13分55秒

小原快都(2) 14分33秒

白井勇佑(2) 14分34秒

ムチリ・ディラング(2) 14分17秒

山岸柊斗(2) 14分31秒

山平怜生(2) 14分15秒

吉居駿恭(1) 14分24秒

 ※丸数字は学年。白抜きは主将。記録は5000メートルのベストタイム。

女子メンバー

監督 釜石慶太

木村梨七<3> 9分9秒

清水萌(3) 9分13秒

柳川愛絵(3)

門脇奈穂(2) 9分41秒

小海遥(2) 9分12秒

高橋華瑠亜(1) 9分53秒

山中菜摘(1) 9分12秒

米沢奈々香(1) 9分16秒

 ※丸数字は学年。白抜きは主将。記録は3000メートルのベストタイム。