女子・長野東 目標は「5位入賞」 /長野

毎日新聞

都大路に向けて調整する長野東の選手たち=長野市の犀川河川敷で

 男子第70回、女子第31回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸上競技連盟、全国高校体育連盟など主催)が22日、たけびしスタジアム京都(京都市、西京極陸上競技場)を発着点に開かれる。県勢は、女子の長野東が13年連続13回目、男子の佐久長聖が22年連続22回目で出場する。昨年は長野東が2年連続準優勝、佐久長聖が5位入賞した。活躍が期待される両校を2回に分けて紹介する。【原奈摘】

玉城良二監督

 長野東の今年の目標は「5位入賞」。昨年の都大路の直後、新チームが選手寮でのミーティングで決めた目標だ。例年なら長くても2、3日は話し合えば決められるところを、今年は「3位入賞」「8位入賞」など意見がぶつかり合い、1週間かけて話し合った。

小原茉莉主将
高松いずみ選手
高木更紗選手
和田帆香選手
北原千菜選手
五味叶花選手
橋村英里選手
宮沢実亜選手

 トラックや駅伝のレースの経験が豊富だった昨年のチームとは違い、今年は都大路を経験しているのも高松いずみ選手(3年)と、故障をしている小原茉莉主将(3年)だけ。周囲からのプレッシャーもかかる中、「今年は今年」と割り切ることからスタートした。小原主将は「『無理かもしれない』と思う目標へは、向かっていけない。でも妥協もできない」と地に足の着いた目標を定めた。

 期待がかかるのは今夏の全国高校総体で1500メートル5位入賞の高松選手。精神的支柱の小原主将とともに「自分は走りの面でのキャプテン」と自負し、チームを引っ張る。北信越大会ではメンバーや区間を入れ替え、1年を含む5人で県大会から約1分20秒縮めた1時間10分26秒をマークした。調子は上がっており、玉城良二監督も「(都大路に出場する)5枠の争いが面白い」と底上げされたチーム力を評価している。

 練習場所である犀川の河川敷は、台風19号の影響で20本以上の倒木で荒れていた。地域住民と選手で整備し、現在は練習に支障はない。小原主将は「今練習ができているのは、当たり前ではなく恵まれていること。自分たちの一生懸命な姿を届けて、地域の人に感謝の気持ちや元気を与えられたら」と意気込む。