チーム紹介/下 女子 常磐(2年連続19回目) 昨年の手応え生かして /群馬

毎日新聞

都大路に向けて練習に励む常磐の選手たち=群馬県太田市内で

 「今年のチームは各区間を走る選手それぞれに力がある。面白いレースになるかもしれない」と高木雅一監督。19回目となる都大路を前に着々と準備を進めている。目標の入賞ラインは1時間8分30秒付近とみる。昨年を経験した選手を軸に序盤で上位につくレース展開をもくろむ。

 流れをつくるのは今年の県大会で1区を走った星野輝麗(2年)だ。昨年の都大路でつかんだ手応えを胸に臨む。1年生ながら抜てきされた最長区間の1区で区間8位と健闘。上位の選手に食らいつき「思った以上に走れて自信になった」と振り返る。

 2年生となった今年はさらなる成長を遂げた。ついて行く走りだった昨年と違い、県大会、関東大会いずれも自らレースを先導。高木監督も「自分から引っ張って、自分の力でレースを支配できるようになった」と期待を寄せる。星野は「1区の走りで2区以降の走りが変わる。区間賞を取れる走りをしたい」と意気込む。

 最後の都大路となる3年生も飛躍を誓う。松崎愛(3年)は昨年、最終5区を務め、10位でたすきを受けた。入賞ラインまで200メートル弱の差に迫っていたが「もっとペースを上げていれば追いつけた。自分が順位を落とした」と13位でゴールし、悔しさが残った。今季は走力を強化し、最後まで自分のペースで走れる力を身につけた。「ペース通りに走って、計画通りのレース展開をつくりたい。最上級生としてチームを引っ張っていきたい」と話す。昨年の都大路3区で区間5位だった林亜美(3年)も「自信になった。今年も自分の力を生かせる走りをしたい」と力を込める。

 12人の部員の中で都大路を走れるのは5人のみ。陸上競技はタイムでチーム内にはっきりと順位がつく。しかしチーム内で下位になっても走りで頑張って上位選手を刺激し、チーム全体の力になるよう高木監督は選手に繰り返し求めてきた。「支えてくれた人たちに結果で応えられるよう全力で戦いたい」と樋口穏紅主将(3年)。10度目の入賞、そしてさらにその先へ。チーム一丸となって挑む。【妹尾直道】


監督 高木雅一

区間 氏名    学年 タイム

3  林亜美   (3)  9分28秒

  ※樋口穏紅  (3)  9分54秒

2  松崎愛   (3)  9分38秒

5  菊池杏梨  (2)  9分42秒

1  星野輝麗  (2)  9分24秒

4  細谷瑠衣南 (2)  9分54秒

   菅原桜   (1)

   並木美乃  (1)  9分41秒

 「区間」は県大会の区間。

 「タイム」は4~11月の3000メートル公認最高記録。

 ※マークは主将。