男子・豊川 一致団結 優勝狙う 1、2区で上位キープを /愛知

毎日新聞

県予選会で優勝し、笑顔を見せる豊川の選手たち=愛知県一宮市で

 男子第70回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)が22日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に開かれる。11月の県予選会で5年連続6回目の優勝を果たした豊川は、6年連続7回目(東海地区代表での出場を含む)の都大路で、7年ぶりの優勝を狙う。【三浦研吾】

 県予選会では1区から一度もトップを譲らず、2位に4分近い差を付けて圧勝した。今年は県予選会のコースが変わったため単純に比較はできないが、2時間3分48秒の記録は、県予選会の男子最速記録を更新。今回の都大路出場校の記録では全体で2位だった。

 都大路での理想のレースプランは、1、2区で少しでも差を広げておくことだ。最も長い10キロを走る1区は、鈴木竜太朗主将(3年)が濃厚。5000メートル記録がチームトップの14分11秒で、昨年も都大路で1区を走り、区間16位だった。松永光雄監督(51)は「今年はその半分(8位)以上で来てもらうしかない。5、6番でもいいから1位と離れずに」と期待を寄せる。1年生だった一昨年は6区で区間2位の快走を見せた。鈴木主将は「1位から15秒以内でたすきをつなぐ」と意気込む。

 レースのキーマンになりそうなのが、柳本匡哉選手(3年)だ。鈴木主将と同じく1年時から2年連続で都大路を経験。一昨年は4区で区間35位に沈んだが、昨年は2区で区間2位。今年も2区を走る可能性が高く、松永監督は「柳本は区間1位しかない」と話す。今年のインターハイ1500メートルで2位に入った柳本選手は「今年は最後なので丸刈りにして気合を入れている。22日に照準を合わせ、チームを勢いづけられる走りをしたい」と力を込める。

 市川大輝、谷口賢、原田愛星(まなと)の3年生3選手も5000メートルは14分12~22秒で、県予選会ではそれぞれ区間賞を獲得した。今年のインターハイ5000メートルに出場した小林亮太選手(2年)も県予選会ではメンバー外だったが、東海大会4区で区間賞。昨年の都大路では5区で区間7位となった経験を今年も生かしたい。

 松永監督が就任した2016年以降、27位、17位、そして昨年は8位と、着実に順位を上げてきた。決して大きいことを言うタイプではない松永監督だが、「メンバー外も含め、部員全員の気持ちが一致団結した時にそれなりの結果が付く。優勝を視野に入れながら、3番以内を目標にしている」と自信を見せる。


県予選会記録 2時間3分48秒

監督 松永光雄(51)

市川大輝(3)  14分22秒

鈴木竜太朗<3> 14分11秒

谷口賢(3)   14分12秒

原田愛星(3)  14分19秒

柳本匡哉(3)  14分19秒

浅井皓貴(2)  14分52秒

安藤圭佑(2)  14分33秒

小林亮太(2)  14分19秒

前田徹平(2)  14分37秒

吉村聡介(1)  14分30秒

 ※丸数字は学年。白抜きは主将。記録は今年度の5000メートルのベスト記録。