世羅、男女Vへ 22日号砲(その2止) /広島

毎日新聞

都大路に向けて調整する世羅の女子選手たち=世羅町の世羅高校で、手呂内朱梨撮影

チーム一丸 1、2区勝負 女子

 「仲が良く、家族みたい」。山際夏芽主将(2年)がそう評す女子は大学受験などを控える3年生がチームを離れ、1、2年生のみの編成となる。「みんなのお母さん」と慕う就任1年目の中川久枝監督(58)のもと、チーム一丸で頂点を目指す。

 中川監督は「1、2区が鍵。選手のコンディションや体調管理のケアをしっかりしていきたい」と話す。県予選で1区(6キロ)を任された山際主将は終盤で競り負け「悔しくて意欲がわかないときもあった」と振り返る。

 女子は5区間で競われる。17位に終わった昨年の全国大会で、山際主将は4区(3キロ)を走った。大会当日の天気や好不調の波で展開が変わる大舞台を経験し「何が起こるか分からないので、どこでも走れるように準備したい」と意気込む。

 雪辱を果たす構えで都大路に挑む選手もいる。県予選の5区(5キロ)を16分5秒で駆け抜けた、ケニア人留学生のテレシア・ムッソーニ選手(2年)。他選手に約2分の差をつける圧倒的な走りで区間賞を獲得し、チームを全国大会に導いた。

 昨年の全国大会でも注目選手の1人となったが、直前に右足首を故障して出場できなかった。「昨年走れなかった分まで頑張りたい。区間賞をとってチームの役に立ちたい」。今季は高校総体と国体の3000メートルでともに優勝し、上昇ムードに乗っている。

 8人の登録選手には双子の姉妹も。2年の加藤美咲選手と小雪選手で、都大路出場をかけたチーム内の競争も激しくなっている。


山際夏芽       <2> 9分30秒 1

加藤美咲       (2) 9分45秒 2

大森美翔       (1) 9分56秒 3

細迫由野       (1) 9分56秒 4

テレシア・ムッソーニ (2) 8分51秒 5

加藤小雪       (2) 9分31秒

神笠知子       (2) 9分39秒

永地由香里      (2) 9分52秒


 ※氏名(敬称略)、学年(白抜き数字は主将)、今年4~11月の公認最高記録(男子5000メートル、女子3000メートル)、県予選区間