仙台育英、佐久長聖など男子上位は実力拮抗 終盤までもつれる展開か 全国高校駅伝

毎日新聞

朝練習で走り込む仙台育英の選手たち=宮城県多賀城市の同校多賀城校舎で2019年11月23日、伝田賢史撮影

 男子第70回全国高校駅伝競走大会は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に7区間42・195キロで行われる。令和初の大会をどのチームが制するのか、大会を展望する。

優勝を目指す佐久長聖の選手たち=京都市の西京極総合運動公園で2019年12月21日、原奈摘撮影

 12年ぶりの優勝を目指す仙台育英や2年ぶりのV奪還を狙う佐久長聖など上位校の実力が拮抗(きっこう)しており、終盤までもつれる展開になりそうだ。

 都道府県予選会で全国トップの仙台育英は、1万メートル28分台の喜早を1区、今夏の全国高校総体5000メートルで日本人1位の吉居大を3区に起用。6区を後半の勝負どころとみてディラングを置いた。真名子監督は7区までにトップに立ち、逃げ切る展開を想定する。

 5000メートルの平均タイムが出場校中トップの佐久長聖は、今夏の全国高校総体2種目出場の服部が補欠に回るほど選手層が厚い。1、3区に5000メートル13分台の鈴木、伊藤を配置し、他区間にも同14分10秒前後の選手をそろえた。2008年大会で達成した高校最高記録(日本人選手のみで編成されたチームでの高校記録)更新もにらむ。

 前回2位の世羅、3位の学法石川も頂点をうかがう。世羅は前回大会を経験した倉本(1区)、中野(3区)、ムワニキ(4区)が重要区間を担う。学法石川は5000メートル13分台の松山、山口を1、2区に並べた。

 前回優勝の倉敷は、3区で昨年区間賞のキプラガットが待ち構えるだけに、1区のエース・石原が上位でつなぎたい。ただ選手層に昨年ほどの厚みはなく、後半で粘れるかが上位争いの鍵となる。【伝田賢史】

レース展開をタイムラインで速報

 毎日新聞は今大会、高校生ランナーたちによる都大路でのレースの模様を伝えるタイムライン(https://mainichi.jp/miyako-oji/2019/timeline/)を実施する。コース周辺の様子やレースの見どころなどを師走の京都から速報する。