順位知らずにとにかく前へ!10年ぶり入賞の諫早、2年生アンカーの好走 全国高校駅伝

毎日新聞

女子順位の推移

 女子第31回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催、SGホールディングス特別協賛)は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に5区間21・0975キロのコースで行われ、2年ぶり出場の諫早(長崎)が10年ぶりの入賞となる8位に入った。

 アンカーの2年・畑本夏萌は前しか見えていなかった。9位でたすきを受けたが「10番目ぐらいだと思っていた。一つでも上に行こう」と順位さえ分からず、必死だった。

1区を走る選手たち=京都市で2019年12月22日、山崎一輝撮影

 決してスピードがあるわけではないが、粘り強い走りで区間5位と好走し8位に滑り込み、「実感はないが、うれしい」と目を潤ませた。自身も都大路で2年連続1区区間賞と活躍し、マラソンで世界選手権にも出場したOBの藤永佳子監督は「もうヒヤヒヤ。自分で走った方が楽」と苦笑いを浮かべた。

 昨年は出場を逃し、連続出場が「23」で途切れた。「負けた時にも応援してもらえた。感謝の気持ちを示す」(藤永監督)のがチームの出発点だけに、選手たちは8位入賞を目標に掲げてきた。「返り咲こう カムバック諫高」の合言葉を形に示す、10年ぶりの入賞だった。【安田光高】