サポート役に回った高校駅伝女子7位の立命館宇治・桶谷選手「大学でマラソンを」

毎日新聞

選手を陰で支えた立命館宇治の桶谷南実選手(3年)=京都市右京区で2019年12月22日、添島香苗撮影

 22日の女子第31回全国高校駅伝競走大会で7位に入り、3年連続の入賞を果たした立命館宇治(京都)。桶谷南実選手(3年)は2年前と昨年は1区を走ったが、最後となった今年は故障で出場機会がなく、サポート役に回った。「皆の力強い走りを見て、元気をもらった。私も周囲に元気を与える走りをしたい」。大学で陸上を続ける予定だ。

 憧れて入学した立命館宇治。しかし、昨年末ごろから右太ももの疲労骨折など故障が続いた。「自分にできることをやろう」と気持ちを切り替え、練習でのあいさつや返事、人より早い行動を心がけるなど模範を示した。

 当日は1区の三原梓選手(2年)に付き添った。緊張で顔がこわ張っていた三原選手に、自身の経験も生かし「『失敗したらどうしよう』ではなく『自分はできる』と言い聞かせてね」と声をかけた。すると、前半に先頭集団から1人抜け出すなど、堂々の走りを見せた。桶谷選手は「(三原選手には)勇気があった。タイムよりも内容が素晴らしかった」。三原選手は「(桶谷選手は)入学前から憧れの存在。一緒に練習してきたおかげで、ここまで上がってこられた」と感謝する。

 荻野由信総監督からかけられた「諦めなければ夢かなう」との言葉が心の糧。楽しそうに練習する後輩たちを見て、また走りたくなった。次の舞台は立命館大。「長距離が得意なので、マラソンを走ってみたい」【添島香苗】