仙台育英、男女V 選手ら仙台に帰還 市民ら盛大な祝福 仙台駅や市役所 /宮城

毎日新聞

郡市長(前列中央)と記念撮影する仙台育英女子チーム(左手前)と男子チームの選手たち=仙台市役所で

 全国高校駅伝競走大会から一夜明けた23日、26年ぶりの男女同時優勝を果たした仙台育英の選手たちは地元・仙台市に帰還した。JR仙台駅や仙台市役所などで、在校生や郡和子市長などから盛大な祝福を受けた。

在校生の祝福を受ける駅伝の選手たち=JR仙台駅で

 仙台駅では、仙台育英のチアリーダーや横断幕を持った生徒たちが選手たちを出迎えた。男子の菊地駿介主将(3年)は「地域のみなさまのおかげで優勝という結果を残すことができた」。女子の木村梨七主将(同)は「皆さんの応援があったからこそ、皆さんに元気を与えられるような走りができた」と感謝した。

 両主将には花束が贈られ、生徒会長の小野楓さん(2年)は「勇気と感動をもらった。在校生にとって一足早いクリスマスプレゼントになりました」とねぎらった。

 この後、選手たちは仙台市役所へ郡市長を表敬訪問。男子の菊地主将が「全員が力通りの走りをしてみんなの力で勝ち取った優勝」と述べたのに続き、女子の木村主将が「台風で被災した方々に元気を与えられるような力強い走りをすることができた」と報告した。

 郡市長は「本当におめでとうございます。皆さんにどれだけ多くの市民、県民、国民が励まされたか知れません。来年も新たな育英学園の歴史を引き継いでいただきたい」と激励し、菊地、木村両主将にそれぞれ記念の盾を贈った。

 報道陣の取材に菊地主将は「昨年は悔しい結果に終わり、そこから優勝という目標を掲げてきた。タイムより順位と思って練習をしてきた」と振り返った。木村主将は「友達から『すごかったね』『かっこよかったね』との言葉をもらい、うれしかった。最後まであきらめなければ何があるかわからないという気持ちを伝えられたのかなと思う」と話した。

 選手たちはその後、県庁や仙台市青葉区の毎日新聞仙台支局なども表敬訪問し、優勝の喜びを分かち合った。【遠藤大志、吉田勝】