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俳句

  • 季語刻々

    小鳥来て姉と名乗りぬ飼ひにけり

     ◆今 ◇小鳥来て姉と名乗りぬ飼ひにけり 関悦史 窓辺にやってきた小鳥が、私はあなたの姉よ、と名乗った。以来、その小鳥を飼うことになった。という句だが、姉という…

  • 季語刻々

    栗飯のまつたき栗にめぐりあふ

     ◆昔 ◇栗飯のまつたき栗にめぐりあふ 日野草城 さもしいのだが、栗飯を皆で食べる時、自分の茶わんと人のそれをとっさに見比べる。栗がどれに多いかを見るのだ。子ど…

  • 季語刻々

    栗飯のための栗剥くはかどらぬ

     ◆今 ◇栗飯のための栗剥(む)くはかどらぬ 山本一歩 山陰の城崎温泉。裏通りの理髪店をのぞくと、私と同年輩の男が包丁で栗をむいていた。それを見て、旅先で散髪を…

  • 季語刻々

    これ以上澄みなば水の傷つかむ

     ◆昔 ◇これ以上澄みなば水の傷つかむ 上田五千石 透明になった水がさらに澄むと、水は傷つくだろう、というのだが、この水の感覚、なんとなく分かる気がする。「上田…

  • 歌俳・新刊

    片山由美子句集『飛英』ほか

     ◇片山由美子句集『飛英』 毎日俳壇選者の第6句集。定型と季語への信頼に満ちた一冊。選び抜かれた措辞の確かさが光る。<どの木からともなき風の涼しさよ><花氷まつ…

  • 詩歌の森へ

    良質なリアリズム=酒井佐忠

     篠弘の第10歌集『司会者』(砂子屋書房)を読む。2014年秋から平成が終わるまで、社会も自らの身体も変動する中で、変わらず沈着に「われ」を見つめる眼差しに瞠目…

  • 毎日俳壇

    小川軽舟・選

    ◎特選◎猫の耳色なき風に吹かれをり 松戸市 花嶋八重子【評】古典を踏まえて秋風を「色なき風」と呼ぶ。猫も風雅を味わっているようでおかしい。年金で買ひし補聴器小鳥…

  • 毎日俳壇

    鷹羽狩行・選

    ◎特選◎大の字に父と並んで裸の子 八尾市 中村弘子【評】裸の父と「大の字」になり、並んで昼寝をしているのだろう。それだけで楽しい夏休み。余り苗風呼ぶほどの丈とな…

  • 毎日俳壇

    西村和子・選

    ◎特選◎ボタ山の跡形もなし虫の声 直方市 瓜生碩昭【評】表現上は存在を否定していながら、かつてを知る人には幻のようにボタ山が見えてくる。クラークの言葉嚙み締め鰯…

  • 毎日俳壇

    片山由美子・選

    ◎特選◎秋簾日差し斜めに入りくる 野洲市 宮西ヱイ【評】いささかやつれて見える秋簾に、夏とは違う角度から日差しが入ってくることに気づいたのだ。コスモスやささやき…

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